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★MotoGP2014 ヴァレンシアGP 決勝後プレスカンファレンス翻訳

ヴァレンシアGP MotoGP2014

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レース自体は先週でしたので時間が経ってしまいましたが、ヴァレンシアGP決勝後のプレスカンファレンスの翻訳です。

将来的には練習仲間であるマルケス兄弟、ティト・ラバトがMotoGPクラスにステップアップして一緒に戦うんでしょうかね。ホンダはジャック・ミラーもアレックス・マルケスもホンダファミリーに囲い込んでいくようですし、ヤマハはポル、ブラッドリー・スミスに続く若手をどうするのか?などなど注目ですね。

そういう意味ではスズキはマーヴェリック・ビニャーレスをいきなりファクトリーマシンに乗せるという将来を見据えた思い切った決断をしたと思います。(※スズ菌的な主観ですがw)

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マルク・マルケス
「今日はチームにとってもうちの家族にとっても最高の日ですね。今年のタイトルを自分も獲得して弟もMoto3で獲得して、そして最終戦を勝利で飾れたわけですから。今日はアラゴンみたいな難しいシチュエーションでしたが、今回は正しい戦略を組んで勝利することが出来ました。今年の内容を繰り返していくのは非常に難しいとは思いますし今はただ残りの一年を楽しみたいですね。」

 ニック・ハリス

「今日の雨が降り出したというコンディションはアラゴンを思い出しましたか?」

マルク・マルケス
「ええ。もちろん中盤は特にね。アラゴンの事を考えてピットインしてマシンを変えようと思ったんですが、濡れているのは全体でも3、4つくらいのコーナーだったので走り続けました。今日はとにかく良い戦略を立てて勝つことが出来ましたね。」

 

ニック・ハリス
「明日のテストは少し開始時間を遅らせたりしますか?」

マルク・マルケス
「今日はこの結果を最大限喜んで明日は一応フリーになっています。祝賀を行うなら行い、火曜や水曜日が重要なテスト日になるでしょうね。2015年型バイクのテストと新しいパーツのテストを行う予定です。」

 

ニック・ハリス
「マルケス シーズン13勝目おめでとうございます。そしてマルケス一家にとって素晴らしい日にもおめでとうございます。次にヴァレンティーノ・ロッシ。シーズン2位そして今日も2位表彰台です。今年は素晴らしい年になりましたね。」

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ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうですね。今年は良い出来でしたし今日のレースも良かったですね。ヴァレンシアは自分は例年苦戦しているトラックなので特に嬉しいですね。今日のレースはとても難しかったですよね。どのコーナーでも転ぶ可能性があったしミスを犯す可能性もありました。でも今日は集中して注意していきました。セッティング自体も結構上手く行きましたしね。今日はそこまでマルクと離れていなかったしバイクのフィーリングも上々でした。」

 

「マルケスに最後まで付いていけると思ったんですがタイヤの右側に問題が出てしまいました。これは練習走行の時点からわかってはいたんですけどね。今日はこのコンディションで気温も低かったので厳しかったですね。非常に頑張ったんですが、右コーナーでマルケスからどんどん離されていったんですよね。今年は何度も表彰台に上がれたし良いシーズンだったと思いますね。チャンピオンシップで2位というのも良い結果ですね。」

 

ニック・ハリス
「こうして2位でチャンピオンシップを終えた後ですが、開幕戦カタールの後にこういう結果を予想していましたか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「カタールの後に今年は高い戦闘力でレースが出来るぞと思いました。でもマルケスがいたのでね、これはタフなシーズンになるなと思いました。今年は多くのポイントを獲得しましたけどマルケスは13回も優勝してますからね。この違いは大きいですよ。来年はもっとチームとともに集中して作業を進めて、マルケスに近づきたいですね。」

 

ニック・ハリス
「ヤマハは明日あなたにお休みを?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「いや残念ながら。(笑)自分が望んでいないものでね。(笑)でも明日はゆっくり走りますよ。」

 

ニック・ハリス
「ヴァレンティーノありがとうございました。素晴らしい2位、そしてシーズンでしたね。次にダニ・ペドロサ。タフなシーズン終了のレースとなりましたね。今日は実にトリッキーなレースでしたね。実際は雨は2度降ったんでしょうかね。」

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ダニ・ペドロサ
「そうですね。特に雨が降った周回は難しかったですね。最初の2つのコーナーはドライだったんですが、徐々に路面全体が濡れてきてしまってアラゴンを思い出しましたね。レイン路面からドライ路面に切り替わったりその逆というのは路面のフィーリングが変わるから難しいんですよね。その間の3、4周でリズムを失ってしまって先頭の2人に先行されてしまいました。その後リズムを取り戻して路面も乾いてきたんですが、今日は絶対にクラッシュしたくなかったので何としてでも完走するという事を目標にして走行しました。」

 

ニック・ハリス
「チャンピオンシップで4位というのはガッカリですか。ブルノで優勝というハイライトはありましたが。」

ダニ・ペドロサ
「もちろんガッカリですね。今年は難しいシーズンで色々な問題があちこちで発生してしまってベストのパフォーマンスを発揮出来ませんでした。とはいえここから何かを学んで行かねばなりません。来年に向けて速くなるためにね。」

ニック・ハリス

「ダニ 3位おめでとうございました。それではフロアからの質問をどうぞ。」

 

Q
「あなたと弟、そしてティトの3人が優勝という結末を予想してましたか?」

マルク・マルケス
「トレーニングを一緒にしていた仲間うちなので嬉しいですよね。もちろんこういう結果になるなんて予想はしてませんでした。弟のこともそうですけどティトの事は本当に嬉しいですね。自分にとっては第二の家族ですから。」

 

Q
「3人に質問です。ロレンゾがマシンを途中で変えていましたが、あなた方はそういった戦略は考えなかったのでしょうか?」

マルク・マルケス
「考えましたし、実際にチームにサインも出しました。でも雨の様子がそこまで酷くならなかったので結局乗り換えませんでした。アラゴンでは失敗しましたが今日は戦略が上手く行きましたね。丁度アラゴンとは逆のパターンですよね。アラゴンではロレンゾは最高の戦略を取ったわけですが、今日は自分達の戦略のほうが良かった。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「今日に関してはずっと考えてましたね。WUPの段階から雨が降ったり止んだりを繰り返してましたからね。ただそういう天候だったので様子を見ていたんですよ。もう少し雨が強くなってきたらストレートでもクラッシュするくらいだったでしょうけどね。実際このスピード域での雨というのは凄まじいんですよ。バイザーは曇るしタイヤは滑るしで大変でね。良い選択を出来て良かったですよ。」

ダニ・ペドロサ
「ヴァレンティーノが言っていたように実際大変でしたね。バイザーは曇るしね。もっと雨が降ってきたらバイクを変える必要があったでしょうが、トラックの一部ではそこまで雨が降っていなかったんです。とはいえあの時点でバイクを変えるというのは勇気がいりますよ。まだまだかなり周回数が残っている段階でしたからね。あの時点で自分は3位だったので先行する2人がどうするかを見ていたんですよね。彼らがピットインしたら入っていたかもしれませんが、先頭を切ってリスクを犯す気にはならなかったですね。」

 

Q
「ヴァレンティーノに質問ですが、来年マルケスを倒すためにバイクそして自分自身のどの部分を改善しようと思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「まずはシルヴァーノと1年戦ってきたという経験とデータの蓄積でもって来年からのセッティングに活かせますね。自分に関してはコーナーエントリーですかね。マルケスは自分とは全く異なる方法でコーナーにエントリーしていって非常にエントリースピードが速いんですよね。バイクに関しては非常に速くなってきたんですが、タイヤが摩耗して来た時にコーナリングのパフォーマンスがホンダに比べると落ちるんですよ。ここは要改善ですが、簡単なことではないでしょうね。」

 

Q
「ヴァレンティーノに質問です。MotoGPは2016年にオーストリアにも戻ってきますが、あなたはオーストリアで1996年と1997年に表彰台に上がっています。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「1996年と1997年だから125cc時代だね。125ccではトラックがとても広く感じたんだけど今回はMotoGPマシンですからね。1996年は多分自分のキャリアの中で最初の表彰台なんじゃないかな?再びレースができる事は嬉しいですね。」

 

Q
「ヴァレンティーノに質問です。雨が降ってきたときマルケスの後ろを走っていましたが、今日はバイクのフィーリングが良かったのか、それとも単純にリスクを犯して走っていたのかどちらでしょうか?」

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ヴァレンティーノ・ロッシ
「今日はバイクの調子は良かったですね。雨に関してはこの後どうなるか様子を見ようと思っていたんですよ。これ以上降るのかどうなのかとかね。マルケスの後ろで走行していたというのも大きくて、グリップがどのような状態であるのか?ということも想像出来ましたからね。先頭で走っていたらクラッシュするときはクラッシュするしか無いですからね(笑)」

 

Q
「マルケスに質問です。明日の公式テストでは弟のアレックスがご褒美としてMotoGPクラスで操縦するのだと思いますが、将来的な話として弟がMotoGPクラスでライバルになるというような事に関して心配していたりしますか?」

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マルク・マルケス
「明日彼が本当に操縦するのかはわからないですけど、中本さんと優勝したらMotoGPマシンを操縦させてもらうという約束をしているみたいですね。弟に関しては色々と自分よりもプレッシャーが大きいと思います。兄貴も優勝したしティトも優勝したし、次はお前だみたいな感じでね。ただ弟に関しては彼自身のキャリアを歩んで欲しいと思っています。彼の今回の優勝は彼にとってもチームにとっても素晴らしい事だし、うちの家族にとっても最高の出来事です。将来的に彼がMotoGPクラスで走るにしても大歓迎ですし、一緒のチームで走れたらと思いますね。」

 

Q
「マルケスに質問です。1シーズンに13勝というのはミック・ドゥーハンよりも1勝多い記録ですが、こうして記録を塗り替えていくというのはあなたにとってどの程度重要なことでしょうか?また、来年に関してはMoto2は誰に優勝して欲しいですか?」

マルク・マルケス
「困難な中で勝つということに関してはミック・ドゥーハンのほうが凄いと思いますね。正直シーズン13勝に関してはそれほど感激というわけでもないんですよね。来年に関してはティトとアレックスが同じチームということになりますが、2人の環境は異なると思いますね。ティトはタイトル防衛のために戦うでしょうし、弟は来年は学ぶ年になるでしょうから。でも2人の関係性は変わらないと思いますよ。トラック上で色々と助けてくれるはずですよ。」

 

Q
「ヴァレンティーノに質問です。MotoGPクラスでマルケスを負かすことは難しくなっていると思いますが、将来的にアレックスもMotoGPクラスにステップアップしてくるとしたらどうですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「ジャック・ミラーとは良い友達なんですけど、シーズン終盤のアレックスの戦いは見事でしたね。熱い戦いのなかでも落ち着いてやるべき事をやっていました。将来的には強力なライダーになるでしょうね。彼がMotoGPクラスにステップアップする際にまだ現役で走っていたいと思います。」

 

Q

「マルケスに質問です。今日は家族にとって素晴らしい日ですね。今日は優勝と弟の総合優勝とどちらが嬉しいですか?」

マルク・マルケス
「茂木で総合優勝した時は最高に嬉しかったんですけど、今日はまた喜びの種類は違うという感じですね。もちろん茂木で総合優勝を決めた瞬間というのは最高の気分でしたけど、今日に関しては弟の優勝のほうが嬉しいですね。」

 

Q
「ダニに質問です。今年は今までの持ち味だったスタートから序盤のスピードという部分に苦しんでいたと思いますが、今日のレースは序盤から良いスピードだったように思います。何かしら良い方向性が見つかったということでしょうか?」

ダニ・ペドロサ
「今日のスタートはクラッチが滑ってしまって、ヴァレとイアンノーネを抜くことが出来ませんでした。2列目からのライダーに抜かれないようにと祈りながらのスタートでしたね。でも1コーナーでマルケスに抜かれてしまいました。序盤は悪くなかったものの、スタートは良くなかったと思います。過去2戦で少し改善出来てきたんですけどね。でもまだまだやるべき作業はありますね。」

 

Q
「ダニに質問です。明日はテストで出走しますか?チームのメンバーは揃いますか?」

ダニ・ペドロサ
「チームのメンバーがかなり変わるので、なんとも言えないですね。メカニックも一年間戦って疲れていますから、ミスが無いようにしっかりと時間をかけて準備をしたいと思います。」

 

ニック・ハリス
「質問は以上ですか?それではみなさん1年間お疲れさまでした。また2015年シーズンで。」