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★KTM CEOステファン・ピエラ「ホンダは私が最も嫌いなライバル」

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KTMのCEOであるステファン・ピエラは、チーム体制発表の場で公然とホンダ批判を展開。ピエラのホンダ嫌いの理由に関する真相はわかりませんのでなんとも言えませんが、こうした激しいライバル心が存在するほうがスポーツとしては盛り上がりますから、ファンとしては歓迎といったところでしょうか。 f:id:teletele916:20170221113125p:plain KTMのCEOであるステファン・ピエラは、今年MotoGPの中で最も嫌っているライバルであるホンダと戦うことで、疑惑を持たれているホンダの不正行為へ対抗していくという。ピエラは、KTMがMotoGPクラスで戦うRC16の今年のカラーリングを発表した場においてこうした内容について延べた。KTMは今年Moto2にも参戦するが、これはMoto2へのエンジン供給をKTMが行うのではないかという予想に対する回答と言える。またこの場でピエラは2018年にエンジン供給を終えるホンダにジャブを打ち込んでいる。

KTM CEO ステファン・ピエラ

「Moto2はMoto3よりも参戦費用が安く済みます。これはエンジン開発が凍結されているためです。エンジンは私が最も忌み嫌うライバルであるホンダから供給されています。ただ、そのエンジンをKTMのバイクに搭載することに関しては問題ありません。それにTriumphが2019年からエンジンを供給するという話も聞いていますし、これは素晴らしい知らせですよね。」


彼のホンダへの敵意への真意を尋ねられたピエラは、ホンダが一線を越えたと彼が信じている事例を挙げた。2017年のダカールラリーで、ホンダのライダー達は燃料給油の禁止エリアで給油を行い、1時間のペナルティを受け、これによってKTMに優勝を譲る形となっていた。昨年始めにはピエラは、Moto3クラスにおいてホンダは、2015年シーズン中にエンジンの上限回転数を超えるエンジンを使用していたと主張。この年は、ホンダのライダーであるダニー・ケントが、KTMのファクトリーライダーであるミゲル・オリベイラを6ポイント差で破ってチャンピオンとなっていた。


「ホンダは強敵です。そして第2に、ホンダは常にレギュレーションで不正行為をしようとしています。ダカールを見てください。2ヶ月前に起きた事を見ればわかるでしょう。常にホンダは同じですよ。Moto3でもね。彼らはそんな事をする必要はないと思うんですがね。だからこそ、KTMはホンダを負かしたいんですよ。」 www.autosport.com