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★MotoGP2017 クラッチロー「カタールに向けて色々と変わっていくはず」

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来週からMotoGPライダー達はマレーシアのセパンで今年第一回目のプレシーズンテストを開始しますが、クラッチロー選手は現段階では自分がどんな内容をテストするのかわかっていないようです。昨年は後半に圧倒的な強さを発揮したクラッチロー選手ですが、今年はシーズン前半も素晴らしい結果を残せるでしょうか? f:id:teletele916:20170126114431j:plain (Photo courtesy of michelin)

クラッチローは2016年はサテライトのLCRホンダで数回優勝し、マルク・マルケスは今まで4度の最高峰クラスのシーズンで3度チャンピオンを獲得している。ホンダが2016年の統一エレクトロニクスとエンジンを協調させるのに手間取ったとは言え、ホンダのRC213Vは変わらずにチャレンジングなバイクであった。


ホンダは2017年になって今までのスクリーマーからビッグバンタイプへと点火タイミングを変更した。冬期のテスト禁止期間に続いて、マレーシアGPの舞台であるセパンは1月30日より全3回で行われるプレシーズンテストの初回テストの舞台となる。しかし、クラッチローは自分が何をテストするのかということに関して見えていないという。

カル・クラッチロー

「改善出来る気がする内容は沢山ありますし、ホンダも昨年はかなり改善したと思います。昨年のマレーシアテストの段階とマルクがチャンピオンシップを優勝したのとを比較するとね。でもホンダは自分達が何をしていたかわかっていたと思いますよ。彼らには多くの知識がありますから、そういった知識を使って皆が乗れるバイクを作るということなんですよ。最終的にはホンダもそういう方向でやると思いますけど、それが今年起こるかどうかはわかりませんね。彼らがやっているプランについては多少知っていますが、でも彼らがマレーシアテストに何をもってくるか見なければいけませんね。マレーシアテストが最後のテストではないことはわかっています。カタールに向けて色々と変わるでしょう。」


クラッチローは2016年のホンダのバイクは、最高峰クラスの中で最も乗るのが難しいバイクだったと感じている。昨年のバレンシアテストでアップデートされたRC213Vを試した彼は、彼はずっと開発プロセスには関与していないと語る。


「今までずっとホンダの技術者との関係は近かったんです。彼らに情報を提供してきましたが、昨年はそれ以上の事は出来ませんでした。彼らは自分が望む方向は知っていますが、開発をリードしているのは自分ではありませんからね。他のライダー達も似たようなフィーリングだと思いますよ。でも自分達もそれぞれ好みが違いますからね。ホンダのエンジニアチームとは親密な関係を維持していますが、彼らも忙し過ぎるんですよ。ホンダには全て彼らが必要とするフィードバックを返しています。これはマルクもダニも同じでしょう。」


クラッチローは火曜日にロンドンにあるRoyal Automobile Clubでトレンズ勝を受賞した。この賞はRoyal Automobile Clubから、国際的なモーターサイクルに関するイベントで類稀な才能を示した人物に与えられるもの。

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