★スティーブ・マックイーンの所有したハーレーを購入するチャンス
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あの、スティーブ・マックイーンが所有していた1912年製のハーレーダビッドソンX8E ビッグツインがオークションで販売されています。お値段10万ドル〜(※日本円で約1175万円)ということですが、これは歴史的な一台ですね。 スティーブ・マックイーンは車やバイクを愛していた。生前の彼は幾多のレースに参戦し、数々の最新車両、ビンテージ車両を収集していた。彼はヨーロッパメーカーであるTriumph(トライアンフ)やHusqvarna(ハスクバーナ)で知られるが、実はアメリカのバイクも数台所有していた。実際、彼の最初のバイクは1946年製のインディアンチームであり、ニューヨークで生活していた際の日常の足として使用していた。
この1912年製のハーレーダビッドソンX8E ビッグツインは、マックイーンの個人コレクションの中でも最も古い一台だ。これはハーレーダビッドソンの歴史の中でも実に特徴的なモデルで、これはハーレーが生産した初めてのチェーンドライブのバイクであり、クラッチ、スカートフェンダー、1000ccのエンジン、メカニカルバルブを搭載していた。
1000ccの8馬力Vツインエンジンは、1912年にオプションとしてリリースされていたもので、それ以前は800cc程度の6.5馬力エンジンが存在した。この1000ccエンジンは、現在はハーレーの”ビッグツイン”として知られているもので、現在では8馬力というと、ハムスターの回し車のようなイメージを受けるが、1912年当時は大変な馬力であった。
マックイーンのX8Eビッグツインはカラフルな過去がある、タンクの片面はオリジナルとなっているが、片面は不思議な赤色の塗装が施されている。ペイントが足りなかったかのように塗装は完成されていないが、こうしたストーリーを感じさせる中途半端な仕上がりのほうが良いと言える。
このバイクは1984年に、ラスベガスのインペリアル・パレスホテルで開催されたスティーブ・マックイーンエステートオークションにおいて販売された。この車両は未だに走行可能なコンディションでである。さらに詳しく知りたい場合、オークションに参加したい場合はBonhamsのサイトから確認が出来る。 silodrome.com