気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★TTサーキット・アッセン 800万ユーロを投じてグランドスタンドを改修

Sponsored Link

選手達からも人気の高いTTサーキット・アッセンのグランドスタンドが新しくなります。シートが快適なものになるだけでなく、スタンドの後ろ側にはエンターテインメントエリアが設けられるとか。アメリカのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)も、ターン16〜18の後ろに巨大な野外ステージ「Austin360 Amphitheater」があり、F1開催時にはテイラー・スウィフトのコンサートが開催されていましたので、アッセンもこうした形で野外ステージなどが出来る可能性もありそうです。 f:id:teletele916:20161214103418p:plain アッセンは歴史的なサーキットで、建造された1949年から途切れずにグランプリレースが開催されている唯一のサーキットでもある。年月を重ねる中で、アッセンはいくつもの変更を受けてその魅力を失ってきた。しかしTTサーキットはファンの心を掴んできたサーキットだ。


そして今、アッセンに近代化の計画がある。これはトラックレイアウトでなく、そのグランドスタンドに関してだ。motomatters.comがレポートしているように、様々なプランがLGアーキテクトプランと共に、現在から2021年まである状態だ。ターン1とターン8、ターン9のグランドスタンドは、最終シケインのスタンドと共に改修され、投資額の合計は800万ユーロ(※約9億8000万円)に達する。


最大の工事はターン1にあるグランドスタンドになり、現在の9.700席という収容人数を維持するだけでなく、さらに快適なシートを使用し、リフト、フード、ドリンクの販売スペースも設ける。グランドスタンドの最上部はVIPエリアとなり、その高さもありサーキットの全体を見渡すことが出来る。工事はオランダGPが予定されている6月25日までに完成する予定だ。


この作業が完成次第、他のコーナーのグランドスタンドの改修工事が始まる。観客に様々なアクティビティを提供するため、エンターテインメントエリアがスタンドの後ろに建造される。アッセンは既にドルナと2026年までの契約延長を発表しているが、サーキット側は更に先を目指しているようだ。

www.gpone.com