★ヤマハ 新型TMAXをEICMAで発表
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どうやらEICMAでは、新型のTMAXが発表されるようです。完全な新型モデルとなるのか、エンジンなどはそのままで外装やサスペンション、電子制御などの変更という新型R6と同様の手段をとるのかは不明です。なお、発表の模様はライブストリーミングで見ることが出来るようです。
数週間前にヤマハはいくつかのモデルが2017年にアメリカにマイナーアップデートと共に戻ってくるという事を発表した。その中にはスクーターも含んでいる。Smax、ビーノクラシック、ズーマーは既に確認が取れているが、トップモデルであるTMAXは発表に含まれていなかった。その後にYamaha Motor Europeがリリースしたティーザービデオによると、アップデートされたTMAXが来週のEICMAで発表されるという。
このビデオには新型TMAXがどうなるかということの片鱗しか伺う事が出来ないが、ヘッドライトのデザイン、2つのデイタイムLEDポジションライト（※Euro4で必要）が見て取れる。ヘッドライトは現行モデルに似ているようにも思えるが、さらにラウンドした形状となっている。
サイドパネルは現行モデルと似ているように思え、カウルについているウインカーもまた同様だ。アップデートされたパッセンジャー用のグラブハンドル付近にはTMAXのロゴが確認出来る。
このビデオからは、TMAXが引き続き530ccの並列2気筒エンジンを使用するのかどうかなど、技術的な情報は不明だ。サスペンションやブレーキなどに関する情報もないが、欧州モデルにはABSがスタンダードとなるだろう。
今年の始めにヤマハは欧州でTmax DXとTmax SXという商標登録を行っている。このことから2つのバリエーションモデルが存在すると思われる。ただビデオからそうした内容は確認出来ないので、2017年には通常のTMAXが登場し、将来的にこうしたバリエーションモデルが登場するのかもしれない。
もう1つの疑問は新型のTMAXはアメリカ市場に導入されるのかということだ。TMAXはアメリカには欧州で3年前に発表された後、2015年に導入されたのみとなっている。来週のEICMAでアップデートされたTMAX、そしてその他のモデルの詳細についてわかるだろう。
