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★マレーシアGP優勝 ドヴィツィオーゾ「最終ラップは涙が出た」

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次に優勝するのはこの人と言われ続けたドヴィツィオーゾ選手が遂に優勝しました。序盤のロッシ選手とイアンノーネ選手のバトルにしっかりと付いていき、ロッシ選手のミスを見逃さずにオーバーテイク、その後もロッシ選手とのバトルを制して嬉しい優勝となりました。 f:id:teletele916:20161031004649p:plain

Q

「2009年のドニントンパーク以来の優勝となりました。本当に難しいレースでしたね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「本当に難しかったですね。序盤は本当に限界だったんです。ただけして諦めずリスクを冒してミスなく走行が出来ましたので、本当に嬉しいです。1周目にフロントタイヤ右側に問題があって、非常に怖かったんですが、その後もそれ以上は悪化せずに振動が出るだけでした。リアのグリップは本当に素晴らしく、ヴァレンティーノに対してリードを稼ぐ事が出来ました。最後は少しスローダウンする必要がありましたけどね。今回の勝利は自分のためだけでなく重要なものでした。Ducatiで作業を続けてきて、こうした結果をチャンピオンシップの最後になって得られるのは本当に嬉しいです。」

Q

「4年間Ducatiで努力をしてきて、こうして結果が実り、今シーズン2回優勝することが出来たということに関してはほっとする部分もありますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「オーストリアではリアタイヤの選択によって負けてしまいましたが、自分の感覚からするとハードワークを続けてきたのに、自分の手から勝利がすり抜けていったような感覚でした。ですから本当に嬉しいですね。今年の開幕から3戦で運が良ければ、チャンピオンシップ2位か3位を争えていたわけですからね。本当に素晴らしい仕事を成し遂げたと思います。もちろんまだ足りない部分はあります。来年はチャンピオンシップ争いをしたいと思います。」

Q

「序盤はヴァレンティーノ、イアンノーネ、あなたの3名のバトルがありました。ターン1でヴァレンティーノがミスをした時はどのような感じでしたか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「普通ヴァレンティーノは諦めませんから、彼がそのまま後ろに後退するとは思っていませんでした。そのラップを終えた時に1.7秒差と出ていて、彼がミスをしたのか、何か問題があるのかなと少し驚きました。リードした状態での2周目では、差が3秒に広がっていたので良かったですね。ただ最終ラップは「勝たなければ。」「ミスは出来ないぞ。」とずっと思っていて、長い長い1周でした。最終ラップは本当に特別なものでした。ターン1ではガールフレンドと家族がいて、本当に感動的でした。最終ラップは思わず涙が出ましたね。こうした感情というのは、人生において経験し難いものです。これがあるから努力を続けて、レースに勝とうとするわけですよね。こういう体験が出来るのは本当にラッキーだと思います。」

Q

「次で最終戦ですが、9人目の優勝ライダーになったというのは特別な気分でしょうね」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「本当に特別ですね。常にチャンピオンシップ争いを意識していますが、今のゴールはチャンピオンシップ5位になることです。特にDucatiのためにもね。」