★MotoGP2016スズキ 来シーズンからテクニカルコンセッションは無し
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スズキが今まで適用を受けていたテクニカルコンセッション(技術的な優遇処置)を来シーズンから失うこととなります。とは言え、優勝をしているのも表彰台を獲得しているのもビニャーレス選手だけですので、来年からイアンノーネ選手とリンス選手が即座に同じような戦闘力を発揮出来るかというと疑問が残ります。
(Photo courtesy of Michelin)
ビニャーレスが再び表彰台を獲得したことにより、スズキはMotoGPのテクニカルコンセッション(技術的な優遇処置)を失う。テクニカルコンセッション(技術的な優遇処置)は、シーズン中に7基ではなく9基のエンジンの使用、エンジン開発の自由、ファクトリーライダーでのテストなどがあり、あるメーカーがコンセッションポイントを6獲得するまで適用される。
コンセッションポイントは1位が3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントとで、ビニャーレスはル・マンで3位(1ポイント)、シルバーストーンで優勝(3ポイント)、茂木で3位(1ポイント)、フィリップアイランドで3位(1ポイント)を獲得している。
MotoGPのルールによると、コンセッションポイントが6ポイントに到達し次第、無制限のテストは即座に出来なくなる。エンジン数、エンジン開発の自由は来シーズンから適用となる。
ホンダ、ヤマハ、Ducatiは既にコンセッションの適用を受けておらず、今回スズキがコンセッションの適用を受けなくなることで、来シーズンにテクニカルコンセッションを受けるのはアプリリアとKTMとなる。