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★MotoGP2016 ドヴィツィオーゾ「タイヤを理解する必要がある」

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マット・オクスレイさんの主張によると、レースウィークごとにタイヤとマシンのベストバランスを見つけたライダーが勝利しているということですが、Ducati勢はオーストリア戦での圧倒的なパフォーマンスを披露して以来、苦戦が続いているようです。ドヴィツィオーゾ選手は今シーズン9人目の優勝ライダーとなれるのでしょうか? f:id:teletele916:20161001231557j:plain (Photo Courtesy of Michelin)

アンドレア・ドヴィツィオーゾはDucati MotoGPチームとミシュランの作業がアラゴンGPのようなフラストレーションの溜まるレースに終止符を打つことを願っている。ドヴィツィオーゾは予選を4位で終えたが、決勝では後退し11位に終わった。彼の順位はマシン開発中のアプリリアよりも下であった。そしてレース勝者のマルケスからは30秒以上離されてのゴールとなった。決勝への手応えを感じていただけに、彼はフロントタイヤが土曜のように機能しなかったと語る。4周を過ぎるとタイヤがリム上で動き、リアタイヤの振動が発生した。

彼のチームメイトとなったミケール・ピッロはアンドレア・イアンノーネに変わり出走。12位で完走し、彼もまた振動に悩まされた。こうした問題が続けておきていることから、アラゴンの問題について理論づけて語る事は避けながらも、ドヴィツィオーゾは少なくとも問題がDucati側にあるのかミシュラン側にあるのかを知りたいと考えている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「Ducatiとミシュランは同じ状況にあります。どちらも問題を解決したいと思っています。ですから互いに懸命に作業をし、問題解決のため詳細を追っています。ただ土曜にこの問題に懸命に取り組んだ結果うまく行き、レースで同じ問題が出たんですからフラストレーションは感じています。妙なんですが、ドアは開けておきたいと思っています。どんなことも可能性はあると思います。彼らはタイヤの調査を進めていて、自分達はタイヤの開発に関係しています。この問題を解決するため、全てのディティール、全てのデータをミシュランと共有しています。彼らがミスをしたとか、自分達のバイクの問題だとかいう事を、今の段階では言うべきではないでしょう。まだ時期尚早過ぎます。」


「時々ミシュランのタイヤの(適温の)幅が狭いと感じる事があります。ですから間違ったタイヤを選択して、気温がそれよりも高かったり、低かったりすると問題なんです。これは自分達にも他のライダーにも起きています。ただこれは1つの話に過ぎません。タイヤを理解する必要があります。何とか日曜に上手い形でレースを進める必要があります。ただ今回はタイヤの温度が上がらなかったために、レースでフィーリングが感じられませんでした。土曜にはベストのタイヤを見つけるために比較テストを行ったんですが、気温がタイヤにとって適温であったためにミシュランも喜んでいました。ですから、これはまた別の状況なのかもしれませんが、詳細はわかりません。ただ妙なことにタイヤの空気圧、その他色々とチェックしたんですが、タイヤに関しては何も問題が見つからなかったんですよ。(※恐らくレース前に)」

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