★ドルナ、FIM、スーパースポーツ300クラスを2017年に新設
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2017年に新たにスーパースポーツ300というクラスが新設されます。位置付けとしては、将来のWSBKライダーの育成クラスといった感じですが、メーカーもこのクラスの車両に今後さらに力を入れていくでしょうし、これは面白くなりそうです。 FIMとドルナは、2017年のワールドスーパーバイクチャンピオンシップに、エントリーレベルのクラスを新設すると発表した。スーパースポーツ300世界選手権は、若きレーサーに成長の場を与え、メーカーにも彼らの小排気量スポーツバイクの宣伝の場所を提供することになる。
FIM会長 ヴィト・イッポリト
「この新しいプラットフォームは将来の才能を育てるのに最適な場所です。ワールドスーパースポーツ300は各国の国内選手権のベンチマークとなるでしょう。このクラスは将来の才能が育つ事が出来るよう、レギュレーションがあり、平等な環境にしたいと思っています。またメーカーにとっては、初めてのスターダムにのし上がろうとする若きライダーと共に戦う事が出来る場となります。」
スーパースポーツ300クラスと呼ばれているが、排気量は300ccに限らない。レギュレーションではヨーロッパでA2クラスで販売されている車両を含む。つまり47馬力以下の馬力を発生するバイクということになる。現在FIMがホモロゲーションしている車両は4台。ホンダCBR500RR、カワサキニンジャ300、KTM RC390、そしてヤマハのYZF-R3だ。
もちろん、スーパーバイクコミッションが認可すれば他のバイクも参戦が可能だ。
WSBKウェブサイトのアナウンスによると、ホンダのCBR250RRも含まれるようだ。CBR250RRはアジア市場向けにのみ発表されているバイクであることを考えると、これはホンダがこの車両を欧州市場にも持ち込む考えがあるように思える。
また、ホンダが50%も大きな排気量を持つKTMのRC390に対抗してくる場合、排気量を拡大したバージョン(※望むらくは北米にも)としてCBR300RRというようなバイクを投入する可能性もある。