★MotoGP2016 ロッシのチャンピオンシップ自力優勝の可能性はあるのか?
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今年のMotoGP世界選手権も残すところあと5戦。第14戦アラゴン、第15戦茂木、第16戦フィリップアイランド、第17戦セパン、第18戦ヴァレンシアでシーズン終了となります。今年のチャンピオンシップ争いは、ほぼマルケス選手とロッシ選手に絞られたと言えますが、実際のところロッシ選手に自力優勝の可能性はあるのか?簡単に検証したいと思います。
まずあり得ないケースですが、ロッシ選手が残り5戦全勝、マルケス選手は残り5戦で全て3位を獲得した場合。この場合ならロッシ選手の自力優勝はあり得ます。
こちらはマルケス選手が1回のみ転倒をするなど、ノーポイントのレースがあった場合。
ちなみにアラゴン(マルケス:転倒/ロッシ:2位)茂木(マルケス:優勝/ロッシ:2位)フィリップアイランド(マルケス:4位/ロッシ:2位)セパン(マルケス:3位/ロッシ:優勝)ヴァレンシア(マルケス:4位/ロッシ:優勝)というシミュレーションをすると、丁度同点になりました。まぁこんな事にはならないでしょうが。。
最後に今年のマルケス選手の安定感を考えて、転倒はしないであろうという予想パターンです。
アラゴンはロレンゾ選手が優勝すると過程し(マルケス:3位/ロッシ:2位)茂木はブレーキングで勝負出来るトラックということで(マルケス:優勝/ロッシ:2位)フィリップアイランドはテストで好調だったビニャーレス選手が2勝目、イアンノーネ選手が3位と予想し(マルケス:2位/ロッシ:4位)セパン(マルケス:3位/ロッシ:優勝)最終戦ヴァレンシアはマルケス選手は安全圏で走行するとして(マルケス:4位/ロッシ:優勝)というシミュレーション。
一番現実的なシミュレーションはこのパターンかなと思いますが、こうして考えてみると、ロッシ選手もインタビューで重ね重ね語っている通り、今年チャンピオンシップで優勝するのはかなり厳しそうです。勿論マルケス選手が2度リタイアをすれば確実に優勝のチャンスがありますが、いずれにしてもロッシ選手は残り5戦全勝する勢いが必要です。