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★MotoGP2016 レディングのクルーチーフ、来年はペドロサの元へ

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Ducatiに移籍してからホンダ時代よりは良いレースをしているレディング選手ですが、来年はクルーチーフを失うことになるようです。これに関してはサンマリノGPの決勝プレスカンファレンスで、ペドロサ選手が最後に口を濁していましたね。 f:id:teletele916:20160913092713p:plain スコット・レディングはクルーチーフのジャコモ・グイドッティが2017年にレプソルホンダのダニ・ペドロサの元にいく事に関してフラストレーションを示した。HRCはグイドッティの件に関しては公表していない。ペドロサはプレスカンファレンスで「この事は後ほど話しましょう。」と語った。また別のイタリアのソースによると、グイドッティは2017年を待たずに、現在のクルーチーフのラモン・オーリンと交代すると伝えている。

スコット・レディング

「ジャコモは出て行くと思いますよ。自分が誰と働くことになるかわからないんですよね。誰も彼も自分の思うように移動していって、自分はクソみたいな状態に取り残されるんです。次の2戦、3〜4戦でどうなるかわかるでしょう。気が散るかと言えば若干はそうですね。ただもの凄く気が散るという事はなくて、フラストレーションが貯まります。自分のクルーチーフがどこか他に行きたいってんですから。ですから見方が変わりますね。自分とは来年一緒にやりたくないって思っている人間だとわかってしまうとね。これが一番の理由です。気が散るわけではなくて、来年は一緒に働きたくないとわかってる人間の目を見ることになるわけですよ。」


グイドッティの入れ替わりとして考えられる、良い関係性を持っている人間については、レディングは誰も思い浮かばないと語る。


「誰が今空いているのかもわかりませんし、誰もが移動してますよね。誰かがここに来るのはわかってますけど、その人物がちゃんと仕事が出来て、クソみたいなシーズンを繰り返さない事を祈りましょう。時間が経てばわかるでしょう。」


グイドッティの移籍に関する噂は金曜の午後に明らかになった。その時点でレディングは夏休みの後にホンダが彼に興味を持っていた理由がわかったと言う。しかし彼はグイドッティが残る事を期待していた。レディングのFP2後のコメントによると、レディングはグイドッティの最終的な決断を金曜から日曜の間に知ったようだ。


「彼は自分のところに残ると言ってました。彼が真実を語っているいないは別の話です。彼は良い奴に思えて、義理堅く見えました。今年は本当に強い結束があると思っていたんです。去年も同じ事を感じて今年ですからね。まあ今後どうなるかわかるでしょう。この内容は3〜5週間前から知っていました。どうなるか、何が彼の勝利にとってベストとなるかはじきにわかるでしょう。自分達は良いフィーリングを感じていましたし、多くの選手がやっているように1週ごとにぶつかっているという事もないですし。」


レディングはまばゆいイタリアの日差しの中、週末を忘れることに使った。彼は予選を17位で終え、新しいミシュランのフロントタイヤのフィーリングを見つけるのに苦戦し、GP15が燃料満載のレース前半は遅いという事に気付いた。


「レースの最初の頃はもっと遅いんですよ。グリッドの中では最速の一台に乗っているはずなのに、グリッドで一番遅いバイクを抜けないんです。アプリリアを抜くにはブレーキングしかなかったんです。でもワイドになってしまって抜き返されて、その繰り返しですよ。その後はターン5やターン6でフロントが切れこむようになってしまって、少し後退しました。残り6周だとか7周まではリズムが掴めませんでした。なぜかはわかりません。ただバイクが重かったんです。プッシュするべき時を見つけるのが大変でした。皆どんどん自分から離れていって、序盤に他の選手についていくのが本当に大変でした。少しフラストレーションが溜まりました。フロントタイヤが常に変わっていくのは妙ですよね。レースで使っていたタイヤは週末にはないタイヤで、週末に使ったタイヤはレースにないんですから。同じタイヤですけど、異なる気温の中、そして燃料タンクの容量では異なるタイヤになってしまんです。何かしら学ぶ事があるのかどうかはわかりません。ただ毎回レースの序盤で苦戦するんです。どうしたら良いのかわかりませんが、バイクはレースの終わり頃になると、いつもまとまってくるんです。」


ペドロサのクルーチーフのラモン・オーリンはMarc VDSに移り、ジャック・ミラーと2017年に働く事になると予想されている。

www.crash.net