★サンマリノGP6位ドヴィツィオーゾ「もっと良い結果を期待していた。」

地元の期待がかかったドヴィツィオーゾ選手ですが、トップ集団についていくペースは残念ながら無かったようです。その代わりに目立ったのはピッロ選手のスピード。イアンノーネ選手への気遣いといい、良い人ですね。 アンドレア・ドヴィツィオーゾはDucatiのホームGPとなるミサノで6位よりも良い結果を期待していたという。ドヴィツィオーゾは予選も6位スタートし、ワイルドカードのミケール・ピッロよりも1つ上の順位で完走した。なお、ピッロはアンドレア・イアンノーネが脊椎の怪我により出場出来なくなったのを受けて、デスモセディチGP16を操縦した。

アンドレア。ドヴィツィオーゾ

「レースでは良い結果を得られると思っていたのに残念ですね。残念ながら未だにライダーのようにバイクの向きを変えるのに苦戦しているんです。これがラップを追うごとに大きな差になりましたね。この差を詰めるためには多くのエネルギーを使うんです。ハンドルバーを押す必要があって、ライディングもスムーズではなくボロボロになってしまうんです。コンスタントに周回を重ねるには序盤にハードに攻めないほうが良いんですが、トップ集団についていくにはこうしないといけないんですよね。」（※ライバルのようにコンパクトにコーナリングをするには、マシンの走りたいようにではなく、操舵が必要だということ）

ピッロはリズムを掴むまでにオープニングアップでロスが大きかったと感じている。

ミケール・ピッロ

「今日は序盤を無駄にしてしまいました。恐らく3秒から4秒失ってしまって、全てがより難しくなってしまいました。たまにしかMotoGPで走らないという状態で、すぐにフィーリングを見つけるのは難しいですね。レースではコンスタントに走行し、チームメイトからもそれほど話されずにゴールしました。Ducatiには全てを感謝したいですね。今週は本当に素晴らしい週末でした。昨日は予選で5位で今朝は3位。今日はほぼリードグループについて走行出来ました。また、イアンノーネの素早い回復も願っています。今日は彼のバイクを大事に扱わせてもらったということ、アラゴンでは彼がバイクを置いていった時と同じコンディションだよと伝えたいですね。」