★MotoGP2016サンマリノGP マルケス「FP1の転倒は想定内」
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FP1のターン10の低速コーナーで妙な転倒をしたマルケス選手ですが、どうやらこれはタイヤの限界を知るために転倒を想定していたということです。昔からFP1、FP2でタイヤの限界を知ろうとしたり、コースのどの部分を走るとタイムがどうなるか?ということを良くする選手ですが、今週は新しいフロントタイヤが投入されているということで、こうした実験をしていたようです。 金曜のミサノでマルケスはファステストタイムを記録することを避けていた。彼はタイヤ、レースペースを理解し、限界を把握することに全力を注いでいた。マルケスはその過程で転倒もしたが、それすらも想定内のことだった。今週末は出来る限りのポイントを確保する必要があると理解しているため、マルケスはFP2の後にポジティブに感じていたのだ。
Q
「今日はどうでしたか?」
マルク・マルケス
「ポジティブな1日でした。異なるコンパウンドを試せました。朝はフロントに問題がありましたけど、午後には調子を回復して最速ライダー達に混じって走る事が出来ました。
Q
「FP1では転倒がありました。」
マルク・マルケス
「そうですね。残念ながら新しいタイヤに良い感触がなかったんです。そこですぐに限界を探ろうと思いました。こうした理由から低速コーナーでプッシュしてみようと思ったんです。低速コーナーなら転倒しても怪我はしませんからね。」
Q
「タイヤがまた重要な役割を持つこととなります。」
マルク・マルケス
「タイヤは自分達が一日中ほとんど集中していた項目です。結果的にセットアップでタイムを失う結果になりましたけどね。先週のシルバーストーンのような結果は得たくないですからね。」
Q
「日曜に我々が見る事になるのはプッシュしまくるマルケスなのか、引きどころを心得ているマルケスなのでしょうか?」
マルク・マルケス
「いつも勝ちたいと思ってますけど、出来るだけ失うポイントを少なくするという事のほうが重要です。」