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★MotoGP2016イギリスGP イアンノーネ「腕の痛みにより、片手で操縦していた。」

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イアンノーネ選手は今回ソフトタイヤを上手く温存して、後半に一気に順位を上げてきましたが、路面のくぼみにフロントをすくわれて転倒となりました。ペースと残りの周回数を考えると、ビニャーレス選手に追い付くのか?と思えた走りだけに残念な展開となりました。腕の問題と話しているのは、おそらく腕上がりではないかと思われます。あくまで仮説ですが、ウイングレットが発生するダウンフォースによって、バイクを振り回す時に、徐々に腕に疲労が蓄積するなんて事もあるのかもしれません。 f:id:teletele916:20160906021140p:plain イアンノーネは優勝の可能性がある選手だったが、彼の痛む腕が彼の制約となった。イアンノーネは諦めずにプッシュし続けた、クラッチロー、ロッシ、マルケスとのバトルを展開。しかしその後の路面のくぼみを通過した事が原因の転倒によって彼はレースからリタイアすることとなる。

アンドレア・イアンノーネ

「とりあえず嬉しいですね。良いレースが出来ましたしスピードもありました。障害となったのは残り9周あたりからの腕の痛みです。腕の感覚が無く上手くコントロール出来ない状態でライディングをしていたので、その時点でピットに戻るか、チャンピオンシップのスタンディングを考えずに走り続けるか2つ解決策がありました。全く力が入らなくて苦しい状態でした。」

Q

「転倒の瞬間は何が起きたのでしょう?」

アンドレア・イアンノーネ

「路面のくぼみを通過してしまったんです。それでフロントを失い、あっという間に投げ出されました。特にタイヤ温存をするなど出来ることは全てやってきたのに残念です。前後ソフトというのは正しい選択でした。」

Q

「将来乗るバイクは勝利出来るバイクだと証明されましたが。」

アンドレア・イアンノーネ

「スズキを祝福したいですね。過去3戦で彼らは前進しました。でも自分達も同様に向上しています。自分も速くなりましたが、バイクが加速の際にかなり動いてしまうんですポジティブな事は自分が限界までプッシュしていないということです。80%でも十分に競争力があると示すことが出来ました。」

Q

「腕の問題はどのくらいから気付いていたんでしょう?」

アンドレア・イアンノーネ

「2013年にもこの問題を抱えていて、手術をしたんです。レース中にこういう事が起きたのは初めてです。イタリアでMRIを撮るので、解決策を探ります。多分バイクとサーキットによるものだと思います。出来る限りの努力をしましたし、全てを注ぎ込みました。片手でライディングするっていうのは簡単ではないですよ。」


イアンノーネがレースから除外され、ドヴィツィオーゾがDucatiファクトリー唯一のライダーとなった。しかし彼も同様に課題を抱えていた。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「前腕に力が入らなくて痛かったのが残念です。4列目からスタートするのは難しいですし、2回目のスタートは1回目よりも悪かったですね。それにロレンゾを抜くのにだいぶタイムをロスしました。」

Q

「良い部分はあるんでしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「スピードがあるということです。しかし、バイクがふらふらしないように乗るには、かなり力がいるんです。レース中頃までは自分がやりたいことが出来ませんでした。」

Q

「何が腕の痛みの原因でしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「これはテクニカルプログラムです。集団に追いついた時、2位争いが出来るはずだったんです。ただその時点で疲れていてしまっていたんです。ただトップ集団についていけるペースであると証明出来たのは、自分達の進歩を表していると思います。」

Q

「Ducatiはタイヤには優しいようですが。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「ソフトを選びましたが、これはハードよりもスピードを発揮出来るからです。」

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