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★MotoGP2016イギリスGP マルケス「プッシュし過ぎたかもしれない。」

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ロッシ選手、クラッチロー選手と激しいバトルを展開したマルケス選手。本人も語るとおりプッシュし過ぎでしたね。毎戦ブレーキングで詰めるしかないと語るとおり、ブレーキングを我慢し過ぎてコースアウトという展開が目立ったレースでした。 f:id:teletele916:20160905155206p:plain MotoGPのチャンピオンシップリーダーであるマルケスはシルバーストーンの決勝でプッシュし過ぎたかもしれないと語る。マルケスはクラッチローとバトルを展開し、Hangar Straightでクラッチローの膝に接触。その後オーバーランし、タイムを失った。最終的に彼はチームメイトのダニ・ペドロサをかわして4位となった。

マルク・マルケス

「レースの序盤はもう少し速く走れましたね。ただ一番のモンダはタイヤで、4周目を終えた時点でソフトタイヤをフロントに選択したのはミスだと思ったんです。タイヤが動きすぎてしまうんですよね。バイクの向きを変えるのが遅くて、フロントを機能させるのに肘を擦ってました。これがまず最初のミスです。ヴァレンティーノの後ろでレースをしょうとしたんです。彼がチャンピオンシップでのメインのライバルですから。それで残り5周の段階でアタックを開始しました。ただちょっとプッシュし過ぎかもしれません。リスクを取り過ぎました。でも2位でレースを終える事が出来ると思っていたんですよ。だからプッシュしたんですが、残り2周でカルと走行中にミスをしてしまい、かなりポジションを失いました。ただ3ポイントしか失わなかったというのはポジティブな事です。」


マルケスはバトルの最中に昨年のセパンを思い出したのかという質問を否定し、将来を考えていると語る。またマルケスはリアの安定性が無いということが、セットアップの苦悩、フロントタイヤの問題に加えて存在したと言う。


「過去の事は考えたくありません。このチャンピオンシップに本当にハードに挑んでいるんです。過去を振り返る事に時間を使いたくはありません。現在と未来を考え、次のレースに向けて作業をしようとしているんです。このサーキットではリアの安定性に問題があって、FP1でタイムを失いミスをしています。FP4では雨でタイムを失い、最高のセットアップを見つける事が出来ませんでした。このレースでは苦戦し、セットアップにも苦戦しました。フロントタイヤの問題もそうです。それでもヴァレンティーノと表彰台争いが出来ました。」


マルケスはビニャーレス、ロッシと共にフロントにソフトを履いたが、これは完全に自分の選択だという。


「常に最終的な判断は自分です。ブルノではドライコンディションでは疑問が残りました。ギャンブルみたいなものですね。ただここではチームがK(ハードコンパウンド)も可能性があるのではと言っていました。でも試さなかったんです。それにブレーキングでロックさせるのが怖くて路面温度は21℃だったんです。昨日の朝は20℃でしたからね。ただレースで他のライダーと一緒でドリフトもしている状態だと、上手く機能しませんでした。ただ将来に向けての経験になりました。」


ミサノは来週金曜と時間がないが、マルケスは見さのはホンダに合ったサーキットだと語る。


「ここでのバイクの動きは悪くはなかったです。加速ポイントが異なる形になっていますから。どのコーナーも3速から立ち上がる事が出来ます。ミサノではまた異なりますけど、自分は好きです。ここよりは自分のライディングスタイルに合うでしょう。ミサノでどうなるかですが、重要なのはステップ・バイ・ステップというところです。ホンダのバイクもどんどん良くなっています。それにここでは苦戦していましたけど、表彰台争いが出来ましたからね。来週の予想は難しいですけど、ヤマハと戦えますかね。こうした心持ちで望む事が必要ですが、苦戦するかもと考える事は出来ません。自信を持つことが重要で、週末を通じてうまく作業出来れば表彰台争いも出来るかもしれません。」

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