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★KTM 2017年からMoto2クラスへの参戦を開始

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Moto2クラスのホンダのエンジン供給は2018年までであることから、何かしら新しいメーカーのエンジンになるだろうと言われていますが、それが果たしてKTMになるのでしょうか? f:id:teletele916:20160808102433p:plain KTMがMoto2バイクの製作に乗り出していると聞いたことがあるだろうか?このプロジェクトについて我々が知ったのは2月だが、KTMとWPサスペンションは非常に進化を遂げたのだろう。このバイクは今や本格的にレースが出来る “ready to race”な状態だ。

KTMがライバルメーカーのエンジンを使いながらレースバイクのシャーシを作るのは妙に思えるかもしれない。(Moto2は現在CBR600RRのエンジンを使用している。)しかしオーストリアのメーカーはグランプリレーシングにシリアスに取り組んでおり、3つの全てのチャンピオンシップのクラスに関わる必要性を感じているようだ。


KTMのCEOであるステファン・ピーラーは、最近ドイツのSpeedweekにMoto2プロジェクトについて話をしている。その内容によると、KTMはMoto2チャンピオンシップをAki Ajoと共に2017年から戦うようだ。ブラッド・ビンダーとトム・ルティが、KTMの初年度のMoto2マシンを操縦するルティは現在Moto2クラスで4位、現在までにMoto2クラスで6勝している。ブラッド・ビンダーはMoto3チャンピオンシップで素晴らしい走りを披露しており、チャンピオンシップを2位に47ポイントという大差でリードしている。

f:id:teletele916:20160808102440p:plain WPは確かなバイクのプラットフォームを作り上げた事があることなどから、KTMのMoto2バイクがそうならない事はないだろうし、KTM Moto2レーシングチームはすぐに強豪チームとなるだろう。Moto2チャンピオンシップはホンダエンジンを2018年まで使用する。ホンダの600ccスーパースポーツセグメントは近年ほとんど放棄されていると言える。つまり、2019年からMoto2は新しいエンジンサプライヤーが必要ということだ。今日のニュースからKTMが向かう先がわかるだろう?今のところピーラーは完全なMoto2のパッケージの作成については言及していないが、それを行わないとも発言していないのだ。

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