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★MotoGP2016ドイツGP ロレンゾ「ドライになった時の戦略が無かった」

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ザクセンリンクの決勝レースではまさかの15位で終わったロレンゾ選手。ウェットコンディションでタイムが出ないということだけではなく、路面が渇き始めた時の為の戦略が無かったようです。これはチャンピオンシップを争う上で、大きな痛手となりました。

★MotoGP2016ドイツGP ロレンゾ「ドライになった時の戦略が無かった」

ホルヘ・ロレンゾはドライの日曜を望んでいた。しかし彼が直面したのは、また別のアッセンと言えるものだった。最初のトラブルはウォームアップに訪れ、レースでも同様だった。最終的にロレンゾは15位で完走する形になり、その日はロレンゾにとってスタートから厳しい戦いとなった。

ホルへ・ロレンゾ

「ウォームアップからこのコンディションであれば難しいシチュエーションになるだろうと思っていました。自分はスピードがありませんでした。レースでは少し状況は良くなりましたが、結果は期待から程遠いものでした。」

Q

「こうしたコンディションではあなたは調子が出ないようですね。」

ホルへ・ロレンゾ

「最悪の週末でした。フィーリングが無く、こうしたコンディションは明らかに自分にとっては理想的とは言えない状況です。自分達が何を間違っているのかを知る必要があります。そうすればもう少し競争力を発揮出来るでしょう。何が欠けているのかを理解する必要があります。そうすればこうしたコンディションで苦戦する事はないでしょう。」


Q

「何が難しいのでしょうか?」

ホルへ・ロレンゾ

「ミシュランタイヤでの問題は自分のライディングスタイルから来るものです。ですからいかに作業するかを知る必要があります。フロントに全く自信が感じられないんです。」


Q

「マルケスとホンダは完璧な戦略があったように思えました。」

ホルへ・ロレンゾ

「マルケスが自分をスリックで抜いて行った時は完全に別の次元のペースでした。レース前に自分達はトラックが乾くなんて思っていなかったんです。それについて深く考えていなかったばかりか、ドライになった時の戦略を考えていなかったんです。アスファルトが乾きだした時に安全とは思えなかったので徐々に順位を落とし始めました。特にフロントに関してはブレーキングでもターニングでもそうです。チームからサインが出た時にバイクを替えましたが、少し手遅れでしたね。もう少し良いストラテジーがあればもう少し良い順位を獲得出来たでしょう。」


Q

「今は明らかに簡単な時ではありませんが、過去には難しい状況にも対処してきました。どうやってそれらの問題は解決されたのでしょうか?」

ホルへ・ロレンゾ

「ハードに作業をすれば、必ず優勝争いに戻ってこれるでしょう。ミシュランタイヤに関しては自分で思っていた以上に集中が必要なようです。こうした事が自分に起きたのはこれで2度目です。解決策を見つけるのは90%自分にかかっています。これはバイクのセットアップによるものだとは思えないんです。」

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