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★MotoGP2016ドイツGP ロッシ「BSタイヤの頃と似たセッティングになっている。」

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昨年は3位でレースを終えたロッシ選手。今年に関しては天候、そしてミシュランの新しいフロントタイヤを理解することがカギになるだろうと語っています。

★MotoGP2016ドイツGP ロッシ「BSタイヤの頃と似たセッティングになっている。」

ヴァレンティーノ・ロッシはザクセンリンクの特徴に用心しながらも、ミシュランタイヤの新しいフロントのアシンメトリックフロントコンパウンドのパフォーマンスを信じている。また週末のザクセンリンクに関しては予想出来ない天候がカギとなる。

9度の世界チャンピオンであるロッシはタイトル争いにおいて大きなコストとなったアッセンを後にし、マルク・マルケスから42ポイント離された状態だ。そして現在はタイトでツイスティな東ドイツのトラックでの戦いを開始する。しかしヴァレンティーノは、2種類ののアシンメトリックコンパウンドを含む3種類のフロントタイヤを理解することが最重要課題だと考えている。


ヴァレンティーノ・ロッシ

「このトラックは特徴的で他のトラックとは全く異なります。ここはタイヤには難しいサーキットです。過去にはブリヂストンタイヤで多くの問題がありました。左にはとても固いコンパウンドが必要なんです。2から3の右コーナーをこなした後ですので、非常に危険シチュエーションなんです。これらの理由からタイヤがどのように働くかについては疑問が残るんです。残念ながら天候は悪く非常に寒いですね。今の段階では週末の天候は最悪です。天候に関しては難しい週末になるでしょう。皆がドライを望んでいる状態ですから残念ですよ。昨年は素晴らしい天候で、バイクに関しても素晴らしい形で作業が出来ました。昨年は2台のホンダの後ろで表彰台を獲得出来ましたし、週末を通じて戦闘力が高かったですね。」


「レースでは本当にもう少しでしたね。昨年はこのトラックはホンダに非常に合っていました。今年も同じなのか違うのか見る必要があります。このトラックは2人のホンダライダーにとっても良いトラックで、ペドロサもマルケスもこのトラックが好きですよね。彼らはどちらもこのトラックで速いです。ただ、レースでのコンディション、そして新しいエレクトロニクス、新しいタイヤ、バイクとのフィーリングを良く知る必要があります。いかなるコンディションでも高い戦闘力を発揮出来るようにしたいと思います。」


ロッシはヤマハのマシンがシーズンスタートからシーズン中盤の今までどのようにして進化してきたかについて語った。ミシュランタイヤの最初のフィーリングは多くの変化が必要に思われるものであったが、ロッシは今のセッティングは彼が2015年にブリヂストンタイヤを使用していた時に似ていると語る。


「昨年にミシュランのタイヤは3回か4回ほど試しましたけど、その時は転倒が多発してフロントのフィーリングを感じる事が出来なかったため多くの不安を感じました。この為にヤマハは昨年ブリヂストンを使用していた時から比べると全く異なる方向で作業を進め、異なる重量配分、タンクをリアに置くなどの工夫をしてきました。」

「でもミシュランタイヤの特にフロント素晴らしく進化した後は、ブリヂストンを使用していた頃とかなり似たセッティングになっています。自分達のバイクはミシュランと合っているように思えますからこれは良い事です。エレクトロニクスに関しても似た感じです。大きな変化、大きな後退を予想していましたけど、最終的には半歩後退した感じでしたね。今使用しているバイクは昨年使用していたバイクと非常に似ています。」


by Neil Morrison

www.crash.net