★レプソルホンダのチーフメカニックが語るザクセンリンク
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YoutubeにGPOneがレプソルホンダのマルケス選手、ペドロサ選手のチーフメカニックであるサンティ・エルナンデス、ラモン・オーリンにインタビューを行った内容がありましたのでご紹介。選手に聞く話も面白いですが、こうしてチーフメカニックから色々と聞く話も面白いものですね。
サンティ・エルナンデス
「カレンダーの中でも最も小さいトラックです。非常に狭いサーキットで左コーナーが多い作りです。またル・マンのように天候は非常に変わりやすいサーキットでもあります。」
ラモン・オーリン
「ザクセンリンクは通常ダニにとってベストのサーキットです。理由はよくわかりませんが彼がベストの結果を残しているサーキットですね。彼は最初のセクターの低速コーナーの連続が好きなようです。ここでは完璧なラインを見つける必要があります。通常、彼はドライでもレインでもこれが非常に上手いんです。」
サンティ・エルナンデス
「このサーキットで最も重要なポイントはターン11です。」
ラモン・オーリン
「ターン11では数多くの転倒が発生しています。ここは転倒が多いコーナーとして有名ですよ。」
サンティ・エルナンデス
「5つの左コーナーの後にサーキットの後半、バックストレートに向けて下っていく形になります。左コーナーをずっと走ってきた後ですので、ここでは多くの転倒が発生するんです。ダニとマルクは両方ともにザクセンリンクでは素晴らしい記録を残しています。今年も同じような結果が残せる事を祈っています。そしてここがホンダの得意とするサーキットであり続けて欲しいですね。」
ラモン・オーリン
「ここまで小さいサーキットでツイスティですから、バイクの方向の替えやすさから得られるメリットは大きいですね。自分達のバイクは非常にターンインがしやすいですから。ザクセンリンクは私が知る限り走る向きが変わった2つのサーキットのうちの1つです。昔は時計回りに走っていたんですが、コース改修の後に走行の向きが変わりました。ミサノでも同じ事が起きましたね。不思議ですよね。トラックの作りを覚えたのに走行する向きが変わるんですから。」