★ヤマハ Yard Built XSR700 Otokomae

ヤマハのYard BuiltにXSR700の新しいカスタムが加わりました。巨大なヘッドライトとポップなカラーリングで面白いスタイルとなっていますが、名前はなんとOtokomae（男前）偶然なのか狙っているのか。。

ヤマハYard Builtはこの夏にスペインにAd Hoc カフェレーサーと共に戻ってきた。ヤマハとのパートナーシップによって生まれたXSR700はいかなるチャレンジもこなす事が出来るストリートトラッカーに仕上がった。

Ad Hocのデイビッド・ゴンザレスがヤマハのバイクをカスタムするのは珍しいことではない。バルセロナを拠点とするカスタムビルダーは、彼のXJ650XJ750で世界的な評価を得ている。これらのバイクは完成の前に車体を分解してパウダーコートを施されており、ワンオフピースの数々が目を引く。今回のYard Built XSR700”Otokomae”（※男前って。。凄いネーミングですね。）で、デイビッドはタフなストリートトラッカーを作り上げた。大胆な配色は周りからこのバイクを際立たせている。

ヤマハEU　クリスチャン・ベラリ

「デイビッドが作り出すクレイジーなスタイルが好きなんです。タフなストリートトラッカーというのはXSR700に合いますし、カラーリングも本当にユニークです。我々のルールである切ったり、溶接したりは無しというルールにしたがっていますので、自分のXSR700を大きな加工なしに一般のバイクから目立たせるという事が可能です。今回のカスタムに関してはXSR700のライディング性能を損なわずに良く出来ています。」

Ad Hocらしさを出すために、デイビッドは他のモデルからいくつかのパーツをフロントに移植。MT-09のステム、ハンドルバーが使用され、フロントフォーク、ディスクブレーキ、マスターシリンダー、クラッチはYZF-R6から。フロントライトとブラケットはMT-01からとなる。

Borraniのリムとミシュランタイヤは全てを正しい方向へと導き、燃料タンクはオリジナルのままだ。これは巧みな造形の4つの燃料タンクシェルパーツによって覆われている。ラジエターとエンジンブロックはブラックに塗装され、エアフィルターボックスは取り払われパワーフィルターに置き換わっている。

スタンダードのXSR700のエキゾーストは取り払われ、アグレッシブなサウンドを求めてSCプロジェクトのものに置き換わっている。リアのサブフレームはカスタムメイドでボルトオンで装着可能。これによってツール類、バッテリーへのアクセスが容易になっている。 乗車高はギアーズレーシングのショックによって15mm高くなっている。また、カスタムシートには最高級の牛革が使用されている。フロントフォークスリーブはターンシグナルを内蔵し、カラーリングはヤマハの伝統のレーシングカラーであるブルーとイエローで塗られている。

Yard Built XSR700 Otokomaeは非常に大胆なカスタムであり、新のストリートトラッカーと言えるバイクとなっている。

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出典元：Yamaha Motor europe