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★MotoGP2016 マルケス「2014年型のシャーシを未だに使用している。」

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今年のRC-213Vが加速に苦しんでいるというのはマルケス選手が何度も語っているとおりですが、彼は加速でタイムをロスしている代わりにブレーキングでタイムを詰めるという走り方をしており、ブレーキングの際に必要なフロントの信頼感が最新型のフレームではどうにも得られないようです。とは言え、しっかりと表彰台を獲得しているのは流石ですね。

★MotoGP2016 マルケス「2014年型のシャーシを未だに使用している。」

マルク・マルケスは今年も2014年型のシャーシでレースをすることになる。これは問題を解決することになると見られていた最新型のシャーシも問題を解決するには十分ではなかったため。 2014年度の開幕10連勝を含む最高峰クラスを2年連続で制覇した後、マルケスは昨年はホンダで苦しんでいる。5戦で3回の転倒をし、2014年型のRC213Vにアッセンで戻した後はそのままシーズンを戦った。

マルケスはこのシャーシを今年もまた使用するが、カタルーニャの後のバルセロナテストではアップグレードされたシャーシを使用した。ペドロサはこのシャーシを現在使用するが、マルケスはこのシャーシは切替をするには十分ではないと感じている。

マルク・マルケス

「正直に言ってこのテストにはもう少し期待していました。ダニは新しいシャーシを使用していて、彼はポジティブなフィーリングを感じているようです。もちろん自分もポジティブな点を感じているのですが、同時にネガティブな点も感じています。唯一のポジティブな点はコーナーの出口ですね。でもコーナー進入はいまいちですので使わないことにしました。次の改修版を待とうと思います。」


ホンダは未だに加速の弱点を克服しようとしている。マルケスは失ったタイムを縮めるために、コーナーの進入でフロントに依存したブレーキングでタイムを稼ぐという走り方をしており、新しいシャーシにスイッチするかどうかは、フロントまわりの信頼性にかかっていると語る。


「2014年型のシャーシは昨年使用していたもので、未だに使用しているんです。このシャーシはフロントタイヤの安心感を豊富に与えてくれるんですよ。新しいシャーシのバックエンドを調製するための最適な部品を探しているところですね。」

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