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★MotoGP2016オランダGP クラッチロー「フロントタイヤが硬すぎた。」

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今シーズンはクラッチロー選手の完走する姿をあまり見ることが出来ないですが、あの雨のコンディションであれば目をつぶっていても勝てただろうと語っています。転倒の原因は硬すぎたフロントタイヤのようです。

★MotoGP2016オランダGP クラッチロー「フロントタイヤが硬すぎた。」

カル・クラッチローはダッチTTでのレース2で転倒し、アッセンを完走することが出来なかった。クラッチローはこれだけの混乱があったレースの後では、自分が優勝していたかもしれないと考えており、雨のせいでレースが中止されるべきではなかったと考えている。他のホンダライダーのマルケスとペドロサに続きクラッチローはレース1で良い位置で走行。その後トラックは土砂降りになる前に乾きだした。 リスタートとなったレースの序盤に転倒した5人のライダーのうちの1人であるクラッチローは不満気に語る。

カル・クラッチロー

「今日は何が起きてもおかしくない展開でした。レース1では調子が良かったですね。スタート時はタイヤがあまり良い状態では無いと思っていて、そのとおりにタイヤを暖めるのにかなり時間がかかってしまいました。リアにハードを履いていたのもありますしね。トラックが乾きだした時には自分はトラック上で最速でしたし、そのまま勝てると思っていたんです。そしたら再び雨が降ってきて最悪でしたね。ダニは一時自分の12秒前を走っていたんですが、1周につき3秒縮めて追いつきました。これはリアのソフトタイヤのおかげですね。正直言ってバイクの上で凄く良い感触だったんです。最終的にレース2で転倒してしまいましたけど、これはリアのグリップがありすぎたせいなんです。フロントが冷えていたので転倒してしまいました。自分の転倒はドヴィツィオーゾのような感じでしたね。彼も1周後の同じコーナーで転倒しました。本当にがっかりしています。でも同じ日にヴァレンティーノも転倒してますからね。誰もスタートする時に自分が転倒することになるなんて伝えてくれないし、世界で最高のライダーであるダニ、ヴァレンティーノ、ホルヘがこういった結果でしたから、横並びってことですよ。」


多くのライダー同様に、クラッチローもミシュランのフロントタイヤはこのコンディション、このトラックの路面には硬すぎたと感じている。これはレース1の後のそのコンディションからもわかる。


このフロントはこのサーキットには硬すぎました。100周は出来たでしょう。全然摩耗していなかったですからね。レース2でも同じタイヤを使うことになるわけですからね。これは皆も感じていたと思いますが、まったく摩耗が見られませんでした。レース1でのハードタイヤは良いコンディションでした。そのままレースを続ける事が出来たでしょう。ドライではもの凄いグリップがありましたからね。でもウェットパッチに乗ったり雨が降り出したりすると最悪ですよ。ドライではホンダのバイクがどれだけ離されているかは明らかだけど、雨の日だと見てのとおりですよ。Ducatiは雨でも晴れでも素晴らしいですね。彼らのエレクトロニクスは他の誰よりも良いんじゃないですかね。Ducatiに乗ってれば今日の状況なら目をつぶっていても表彰台が獲得出来たでしょう。ホンダに乗るのはもっと難しいです。Ducatiにも乗っていたからですけど、ジャックとマルクの成し遂げた事は本当に素晴らしいですね。」


by Neil Morrison

www.crash.net