★MotoGPオランダGP ミラー「いろんな事が頭を駆け巡った」
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おそらく誰もが優勝するとは思っていなかったジャック・ミラー選手が優勝するというレースとなりました。チャンピオンシップのために2位で安泰だったマルケス選手とは対照的に、ミラー選手は安定した走りでMotoGPクラス初優勝を果たしました。
Q
「ファクトリーライダー以外で優勝を果たしたのは2006年以来、ケイシー・ストーナーが2012年に優勝して以来のオーストラリア人ライダーとしての優勝でした。そしてあなた自身初めてのMotoGPクラスの優勝となりました。喜びが溢れていますが、今の気持ちを言葉で表すことが出来ますか?」
ジャック・ミラー
「本当になんといって良いのか。。マルケスを交わしてからの最後6周、7周は自分だけで走っていて「自分がグランプリをリードしているなんて現実なのか!」って感じでした。最終ラップはいろんな事が頭を駆け巡っていました。自分もホンダもチームもゴールに向かって進んでいて次のレベルに到達しようとしているわけなので感謝したいですね。それからホンダも自分にギャンブルを賭けてくれたというか、リヴィオ、ナカモトのためにもバイクをフィニッシュラインまで運べたのは嬉しかったです。」(※こんな意味かと。。)
Q
「ヴァレンティーノやドヴィツィオーゾが転倒した時のコンディションはかなり厳しいものでしたが、あなたはかなりの自身を持って走っているように見えました。」
ジャック・ミラー
「ドヴィが転倒したところは水がかなり深くたまっていて、自分は避けようとしていたんですけどヴァレはそこで転倒して、自分は予選で転倒しましたね。バイクに少し変更を加えたのとソフトのリアタイヤで最初のレースでかなり自信があったんです。2回目のレースでは良い位置からのスタートとなり、マルケスがロッシが転倒した後ペースを落としたのを見て抜いたんですが、マルケスは2位で良いというぐらいにプッシュしてきませんでしたね。出来る限り後続との差を広げようとして、TVを眺めてギャップを確認していました。本当に最高です。」
Q
「オーストラリア人としての優勝ライダーであるミック・ドゥーハン、ワイン・ガードナー、ケイシー・ストーナー、ダリル・ビーティー、クリス・バーミュレンなどのクラブに入会したわけですが、最終シケインを立ち上がってきた時の感触はいかがですか?」
ジャック・ミラー
「最終セクターでの差が2秒ほどと、あまりなかったので後ろを振り返ったんです。このクラスで優勝出来るなんて本当に信じられないですね。」
Q
「これだけ特別なグランプリ(※MotoGP開催250回目のレース)での特別な優勝となり、感慨深いでしょうね。」
ジャック・ミラー
「若い時に学校を辞めてヨーロッパに移って、これが自分がやることなんだと思って進んできました。家族も周りに誰も知り合いがいない状態で支えてくれて、本当に彼らのサポートなしにはここまで来られませんでした。またホンダも自分を信じてくれサポートをしてくれました。何よりここでの勝利が素晴らしかったのは、ここには昔2年ほど住んでいた事があるんですが、本当に最高ですね。」
Q
「次はドイツ戦ですが。」
ジャック・ミラー
「今は何とも言えないですね。」
Q
「今日は勝利後のウイリーのパフォーマンスなども素晴らしかったですが、多くのMotoGPパドックの人、ファンが祝福していますよ。」
ジャック・ミラー
「皆さん応援ありがとうございました。お願いだからネガティブなツイートはしないでくれよな。」