★Ducati 1199スーパーレッジェーラ リコール情報
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Ducati1199スーパーレッジェーラのリコール情報です。クラッチアッセンブリの破損によるエンジン停止、リアホイールのロックの恐れとのことで、とんでもないスピードが出る車両だけに恐ろしい内容です。
対象となるのは2014年の4月8日から2014年の11月13日の間に製造されたモデルとなります。
Ducatiは1199スーパーレッジェーラのクラッチアッセンブリーに関するリコールを届け出た。これは最悪の場合リアホイールがロックする恐れがあるというもの。このリコールの対象となるのはアメリカ市場においては168台のスーパーレッジェーラで、2014年の4月8日から2014年の11月13日の間に製造されたモデルとなる。
高速道路交通安全事業団 (National Highway Traffic Safety Administration)に届けられた情報によると、プライマリードリブンギアとクラッチバスケットアッセンブリの間にあるダンパープレートアッセンブリが、疲労によって破損する恐れがあるという。もしこのパーツの破損が発生した場合、破損したパーツによってエンジンが止まり、最悪の場合リアホイールがロックする恐れがある。
Ducatiは2016年3月にトラックを走行中のユーザーが転倒したという形で、アメリカで初めてこの問題に関する報告を受けた。なおユーザーはこの事故で怪我を負っている。この事故の後Ducatiは国際的な保証に関するクレームを受け、欧州からもダンパープレートの破損に関する報告を2件受けた。この2件の報告では幸運にもリアホイールのロックによる転倒事故とはなっていない。
Ducatiは調査を行い、5月9日に世界規模でのリコール対応を開始した。ディーラーは対象の車両のクラッチアッセンブリを交換する。なお、リコール対策済みのクラッチアッセンブリは僅かに直系が大きなダンパープレートを持つものとなる。