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★カタルーニャGP2位マルケス「今日の全てをルイスに捧げる」

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今年は調子が悪いと語りつつも、転倒したル・マンは別として表彰台を獲得し続けているマルケス選手。今日のテストでセッティングを向上する何かを見つけ、得意なアッセン、ザクセンリンクとポイントを重ねていきそうな予感がします。ロレンゾ選手の転倒もあり、勝てるレースでは勝利を目指し、勝てないレースでは表彰台を確保する。というチャンピオンシップ優勝の定石を歩み初めているあたり、今年のチャンピオンシップ優勝の可能性はかなり高いと言えるでしょう。最後のロッシ選手と交わした握手が、アッセンで無駄にならないことを願いましょう。

Q

「今日は素晴らしいヴァレンティーノとのバトルがありましたが、その前にターン14でフロントエンドからの転倒を素晴らしい形でセーブした瞬間がありました。」

マルク・マルケス

★カタルーニャGP2位マルケス「今日の全てをルイスに捧げる」

「今日は本当に大変なレースでした。レース前から気温が上がれば苦戦するとは思っていたんです。今日はヴァレンティーノの後ろについて走っていましたけど、自信は無かったですね。フロントエンドのフィーリングがどうにも悪かったんですよ。ただ何とかついていく事が出来ていたので、そういう意味ではポジティブでした。その後ロレンゾがリタイアしたのを見て、自分も転倒しそうになって、チャンピオンシップの数字を考えだしたんですよね。現在2位でチャンピオンシップの順位にも有利だし、今日はミスをする可能性が非常に高かったですね。トライはしましたがヴァレンティーノを抜くのは不可能でした。とにかく今日はヴァレンティーノと最後に握手も出来ましたし良かったと思っています。」

Q

「最後のターン7でのミスが無ければ勝てたと思いますか?それともヴァレンティーノにはやはり敵わなかったでしょうか?」

マルク・マルケス

「ミスをしなければもう一度アタックしようと思ったでしょうけど、ミスをしたことで「OKもうやめよう」と思ったんです。いつも苦戦しているサーキットですし、2位で20ポイントは大きいですからね。」

Q

「今週はホームGPの中、大変困難な状況でのレースとなりました。」

マルク・マルケス

「ええ。今日のメインターゲットは全てのレースをルイス・サロムに捧げるということでした。彼は長年パドックにいたライダーですし、自分達は彼の事を消して忘れません。今週は全て彼に捧げるものです。」

Q

「今日はレースの後であなたのゼッケン93を、ルイスのゼッケン39に変えて走行したのは、素晴らしいパフォーマンスだったと思います。最後にはヴァレンティーノとの握手もあり、お互いに尊敬の念が戻ったということでしょうか。」

マルク・マルケス

「オフィスでMoto3のレースを見ている時に、自分のゼッケンを39にして走ったら良いだろうなと思って、ファンクラブに頼んだんです。最後にヴァレンティーノと握手が出来た事も良かったですね。これは本当に重要でした。」

Q

「アッセンではチャンピオンシップをリードした状況で迎えるわけですが、それについてはいかがでしょうか?」

マルク・マルケス

「オランダ、ドイツというのは自分が得意なサーキットですから、自分達にとっては良い形になると思います。ムジェロやモントメロでは心配していましたが、2位、20ポイントを獲得出来ました。今年はコンスタントに走れていますから、これが今年重要なことですね。」

Q

「昨年はロッシと激しいバトルがありましたが、今年はいかがでしょう?」

マルク・マルケス

「まぁわからないですけどね。ただまたバトルが出来るなら良いですね。」