★カタルーニャGP優勝ロッシ「09年のロレンゾとのバトルと同じレベルの戦いだった」
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パルクフェルメでマルケス選手と握手を交わし、お互いの素晴らしいバトルを称えあったロッシ選手とマルケス選手。これで雪解けか?みたいな論調が目立ちますが、さすがにそれはないんじゃないかなと思います。
Q
「114回目のグランプリレーシングでの勝利となりました。MotoGPでは88回目の優勝です。マルケスとの素晴らしいバトルもあり、チャンピオンシップ争いに戻ってきました。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「完璧な日曜だったと思います。今日の午前中からバイクのセッティングを向上出来ましたし、ウォームアップの後ではレースに対してより自信を持つことが出来ました。スタートは良くなかったんですが、トップ争いに加わる事ができました。良いオーバーテイクもあってフロントに立つことが出来ましたね。その後は100%でプッシュをして1人で逃げようと思ったんですけど、マルケスを引き離すほどのペースではありませんでした。バイクのフィーリングは良かったので、落ち着いてライディングすることを心がけました。最後にはマルケスとの素晴らしいバトルがあり、これ以上ない良いレースになりました。」
Q
「2009年のロレンゾとの最終ラップも素晴らしいバトルでしたね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「このトラックは大好きなんですが、2009年以降は勝利していませんからあまり合っているとは言えないんです。今日はそういった事もあって嬉しいですね。今回のマルケスとのバトルはロレンゾとのバトルと同じレベルと言えると思います。」
Q
「ホルヘ・ロレンゾがイアンノーネに巻き込まれて転倒したのは残念でした。ムジェロではチャンピオンシップから遠ざかったわけですが、これで再びチャンピオンシップ争いに復帰ですね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ええ。ムジェロでは優勝出来ると思っていたので残念でした。ただ先週の段階でとにかくベストを尽くそうと気持ちを切り替えて、チームも素晴らしい仕事をしてくれました。」
Q
「このバルセロでのロッシVSマルケスという構図と、昨年のロッシVSマルケスのアッセンTTというのを考える時、どのように考えたら良いのでしょう?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「まずはそうしたバトルが出来るという事が嬉しいと思いますね。それにアッセンは大好きなトラックですから。ただこのチャンピオンシップにおいてはいろんな可能性があります。多くの不確定要素があります。しっかりと集中して何が起きるかに身構えていなければならないでしょう。」
Q
「MotoGPファミリーにとって大変な週末でしたが、こうして素晴らしいショーを行なうことの重要性についてはどう思いますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「いつも簡単な週末ではないんですが、今週はさらに大変でした。自分達がいかに素晴らしいレースをしてもルイスは帰ってきませんが、ルイスの思い出、そして家族に対して届ける事が出来るものだと思います。」
Q
「今日は表彰台で3人がルイス・サロムの追悼Tシャツを来ているのは素晴らしい光景でした。そしてマルケスとの因縁があるにせよ、そうしたものを乗り越えて彼と握手をしていたのは素晴らしかったですね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「こうした事が起きてしまうと、他の全ての物事は全く重要だと思えなくなりますね。今日やるべき正しいことだったと思います。」
Q
「ルイス・サロムも今回のレースを楽しんで見ていたと思います。ヴァレンティーノありがとうございました。」