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★MotoGP2016カタルーニャGP ロレンゾ「イアンノーネへの処罰は甘すぎる」

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昨日のレースでのイアンノーネ選手のロレンゾ選手への衝突は、オンボード映像などを見ても、イアンノーネ選手側には全く言い訳が出来る種類のものではないでしょう。起きてしまった事は起きてしまったことですが、ロレンゾ選手に骨折などのシリアスな怪我がなくてほっとしました。

★MotoGP2016カタルーニャGP ロレンゾ「イアンノーネへの処罰は甘すぎる」

ホルヘ・ロレンゾはイアンノーネが追突の後にロレンゾに「エンジンの不調、もしくは何かしら妙な事が起きていたのか?」という話をした事、そしてレースディレクションがイアンノーネにアッセンでの最後尾スタート以外の厳しい処罰をしなかった事に驚いた。この転倒は両者が5位を争っている最中に起きたもので、25周のレースの中の17周目の出来事だった。なおイアンノーネは今シーズンの始めにチームメイトのドヴィヅィオーソを巻き添えにしてアルゼンチンでリタイアしている。

ホルヘ・ロレンゾ

「最初に昨日話した通り、ルイスの事故の後は全ては後回しでした。しかしレースに関してはイアンノーネが再びこうしたミスを起こした事は信じられません。転倒の後も彼は謝る前に自分のほうのエンジンや何かしら調子が悪かったのかと聞いてきました。あれは彼のミスだと思っています。ただ彼はそうして主張をして謝らなかったんです。中にはこのようにリスクを理解できずに他のライダーを危険にさらすライダーがいます。もしレースディレクションが2005年に自分に与えたような厳しい処罰を与えなければ、(※2005年に出場停止を食らった)彼らは自分の考えを変える事はないでしょう。ですから最後尾スタートというのは全くもって十分ではないと思うんです。あと5〜7周あれば、彼のペースであれば自分のフロントに立つことが出来たでしょうからね。」


ロレンゾはこの転倒でチャンピオンシップリーダーから転落し、現在マルケスがチャンピオンシップをリードする。ヤマハのチームディレクターのマッシモ・メレガリは「イアンノーネには何ら言い訳が出来る状況ではないでしょう。彼はこうした事故を起こしたのは初めてではありませんし、レースディレクションがさらに厳しい処罰をすることを望みます。彼のせいでロレンゾのチャンピオンシップ争いのチャンスは大きなダメージを受けました。」と語る。

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