★MotoGP2016 ムジェロ・サーキットのオーバーテイクポイント
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さて今週末はイタリアのムジェロ・サーキットにおいてMotoGP第6戦が開催されます。ムジェロは全長5.2kmのサーキットで、コーナーの数は左が6、右が9の右回りのサーキットです。コース幅は14mで、特徴となるのは1141mに渡るロングストレートです。サーキットレコードはマルク・マルケス選手が2013年に記録した1:47,639となっています。1991年に大改修を受けて以降このレイアウトとなっています。
このコースでのオーバーテイクのホットスポットとしてMotoGPサイトで紹介されているのは、まずはロングストレートの終わりにあるターン1の進入のブレーキング。当然Ducatiが最も強いエリアになることが予想されます。そしてその次のオーバーテイクのポイントとしてはターン6、ターン7。ここで良い位置にいる事が、ターン8のアラビアータ1で重要になってきます。
そして次のオーバーテイクポイントとしてはターン10があります。ターン10を越えるとその先で勝負をかける事が出来る可能性があるのは最終コーナーとなるターン15のブレーキングですが、ここで前に出てもメインストレートでスリップに付かれて抜き返される恐れもあります。ということは、ストレートスピードでDucatiに劣るヤマハ機が1位で最終コーナーを立ち上がっても、Ducatiが2位ポジションにいる場合は、1秒ほどギャップがないとストレートで抜き返されるという展開になるかもしれません。
恐らく今日のプレスカンファレンスではビニャーレス選手のヤマハ移籍、ドヴィヅィオーソ選手のDucati続投、ペドロサ選手のホンダ続投。そしてもしかするとイアンノーネ選手のスズキ移籍も発表されるかもしれません。