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★MotoGP2016ビニャーレス「家でじっくりと考える必要がある。」

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スズキにMotoGP復帰後初の表彰台をもたらしたマーヴェリック・ビニャーレス選手ですが、ヤマハに移籍するかスズキに残留するかの判断は次回ラウンドのムジェロで発表するとのことです。だいぶ焦らしている感じはしますが、噂段階の話では最高峰クラスで優勝していない彼は過剰評価されているというのがヤマハ、ホンダの評価という話があります。そのため契約金はそこまで用意するわけにも行かず。。との事ですが、スズキとしてはこれからマシンの成長と共に育っていけるチャンピオン候補ライダーを何としても確保しておきたいという心境でしょう。まだ未完成のマシンを育てて伝説のスズキのライダーになるという浪漫街道を選択してくれる事を強く願うばかりです。

★MotoGP2016ビニャーレス「家でじっくりと考える必要がある。」

マーヴェリック・ビニャーレスは彼の将来についてスズキに残るかヤマハに移籍するかという回答を、第6戦となるムジェロGPが開催される5月22日に回答すると語った。ビニャーレスはホルへ・ロレンゾ、ヴァレンティーノ・ロッシについで3位を獲得。彼自身初めてとなるMotoGPクラスの表彰台を獲得した。これはスズキにとってはロリス・カピロッシが2008年にチェコで3位を獲得して以来の表彰台となる。ビニャーレスの将来については、ダニ・ペドロサが2017年にモヴィスターヤマハに加入するという噂を受けて、彼はスズキに残留するのでは無いかと言われている。しかしフランスでのレースの後にビニャーレスは、彼自身はまだ最終決定をしていないと語る。

マーヴェリック・ビニャーレス

「この決断は本当に難しくなります。ただ日に日にクリアになっていますし、最後には決断する事になります。家でリラックスして考える必要があります。時間がかかりますし百も疑問がある状態では集中が難しいですね。ですからしっかりと考える事ができる時間が取れればすぐに決断します。」


ビニャーレスは今回の3位がマルク・マルケスやアンドレア・ドヴィヅィオーソの転倒に助けられた結果とは言え、今シーズン中に最高峰クラスで最低1回は表彰台を獲得するという目標を達成した事を喜んでいる。

マーヴェリック・ビニャーレス

「ここル・マンという美しいトラックで素晴らしい日となりました。ここは自分が(2011年に125ccクラス)初優勝を遂げたサーキットです。今日は今シーズンの目標の1つである表彰台獲得を達成する事が出来ました。今朝チームが本当にハードに働いてくれて良いセットアップでレースに挑むことが出来ましたので、チームには感謝を述べたいですね、スタートは容易ではありませんでしたが、集中して自分よりも速いライダーをオーバーテイクしようと努力して自分のペースで走行しました。素晴らしいレースだったと思いますし、この結果が開発をさらに加速するモチベーションになると思います。 ダニが追い上げてきていましたけど、自分はスズキでの3位を確保を優先してプッシュはしていませんでした。それに転倒でリタイアとなったアルゼンチンの事を考えていましたので同じミスは犯すまいとしていたんです。」


ビニャーレスはスタートに課題があるとしながらも、ロッシに追いついて2位争いをするほどでは無かったと語る。

「スタートが良くなくて5人のライダーを抜く必要がありました。皆が自分のセットアップで走っていて、ホルヘが本当に素晴らしいペースでギャップを開いていました。ヴァレンティーノは自分から5秒から6秒前にいて、レースの後半では誰かを抜くなんて事は不可能でしたね。」

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