★MotoGP2016ヨハン・ザルコ「MotoGPで走りたいが、まずはMoto2チャンピオンを獲得したい」
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スズキとザルコ選手の話合いがどうなっているのかはいまいちハッキリしませんが、来年のシート数が23台と決定した以降も話し合いが続いているということは、ザルコ選手がGSX-RRをテストした暁にはザルコ選手がスズキのファクトリーシートを獲得する可能性があると言えそうです。ということはスズキの考えとしては、ビニャーレス選手残留の場合はビニャーレス/ザルコ、ビニャーレス選手がヤマハに移籍した場合はアレイシ/ザルコという考えなのかもしれません。
スズキのMotoGPチームのマネージャーであるダヴィデ・ブリビオはヨハン・ザルコの2017年のオプションについて認めた。Moto2のワールドチャンピオンであるザルコはスズキのGSX-RRをテストし、来年スズキで走るというチャンスはあるようだ。ブリビオはCrash.netに木曜日に下記のように語った。
ダヴィデ・ブリビオ
「彼にバイクをテストさせる適切なタイミングを見極めようと思っています。そうすれば、すぐにでもこの方向で話が出来ます。彼とはある種のオプションがあるんです。基本的には一緒に何かをするのであれば、合意する必要がありますね。」
ザルコはMoto2ライダーのジョナス・フォルガーの後を追って最高峰クラスで2017年に走ることを希望している。(※テック3ヤマハへの移籍を発表しました。)しかし彼は同時にMoto2で再びチャンピオンを獲得することも望んでいる。
ヨハン・ザルコ
「昨年もMotoGPにステップアップする機会はあったんですが、Moto2でもう1シーズン走る事にしたわけです。来年はMotoGPで走りたいと思っています。しかしまずはもう一度Moto2でチャンピオンを獲得したいと思います。ペドロサもロレンゾもミドルクラスで2度チャンピオンを獲得しています。ですからまずはこの目標に集中して出来る限り最善を尽くします。Moto2で素晴らしい成績を再び収める事が出来れば、来年にも良い結果となると思います。」
ザルコはホーム(※フランス)でのレースを前にして現在チャンピオンシップ3位、サム・ロウズから16ポイント離されている。
ヨハン・ザルコ
「Moto2はいつも厳しい戦いなんです。そして多くを学んでいます。2015年にチャンピオンになった事は素晴らしい事ですが、もう一度チャンピオンを獲得すること、そしてレースで勝つことが目標です。厳しいチャンピオンシップであれば多くを学ぶことが出来ます。というのも全てが上手く行っている時は何かを学びたくても「何が良くて何が悪いのだろう?多分何もおかしいところはないんだろう。」と思ってしまいがちです。しかし上手く行っていない時はより良く理解する事が出来ますから。良い経験だと思います。チャンピオンに再びなるためにハードに働いていますし、ハードに考えていますしね。」