★MotoGP2016 ヘレスGP優勝 ロッシ「金曜から良い形で進める事が出来た。」
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金曜日から良い形での走行が出来、その後のレースもロッシ選手にしては珍しいポールtoフィニッシュとなり、ホクホクの笑顔で喜びを爆発させるロッシ選手でした。ヘレスで調子が良ければ、他のヨーロッパラウンドも調子が良いはずと語っているので、ル・マン以降も期待出来そうですね。
Q
「ポールポジション、完璧なレース展開でした。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「口に重しを付けないと勝手に笑顔になっちゃうよね。ポールポジション、ファステストラップ、27周全てフロントでゴールというのは普段の自分のスタイルではないですよね。ただ金曜から良い形で作業が出来ました。ユーズドタイヤで良いペースで走行出来ました。スタートの後は少し難しかったんですが、バイクは良い形で働きましたので、ヤマハ、MotoGPチームに感謝したいですね。ただ特に自分のクルーに感謝を述べたいですね。良いスタートで良い形でコーナーにエントリーし、1周目の段階ですぐにこれはいけるなと感じました。39秒2、40秒0で周回する中で、ラップごとに0.2秒から0.3秒のアドバンテージがあるのがわかり集中してリズムを維持しようとしたんです。バイクが完璧に機能するとレースは楽ですが、とにかく本当に嬉しいですね。」
Q
「ホルヘとマルクが強かったと思いますが、スタートはどの程度重要だったでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「オースティンのようにミスなく良い形でスタートが出来ました。ウォームアップの段階から良い形で集中が出来ました。集中しているんだけど同時に落ち着いているという形ですね。その後レースでも特に大きなミスは無く、このコンディションではもう少し難しいレース展開になるかと思っていたんですが、フロントの感触も良くバイクの感触も良かったですね。」
Q
「レースの中でホルヘとの差は2.8秒にまで広がり、その後2秒にまで縮まりましたが、それについて心配などはしていましたか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分の場合はストレートタイヤのセンターのスピンが始まってしまい、リアタイやの問題はそれまで発生していなかったので心配でした。ですからストレートではスロットルを絞り気味にして走りました。ただコーナーでは良い形で走行出来ましたね。この状態では40秒7くらいのタイムで走れましたので問題はありませんでした。」
Q
「チャンピオンシップ争いにも戻ってきたというところですが、これだけのファンの前で勝利するというのは特別ですよね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「特に昨年レースからすると表彰台の真ん中というのは特別ですね。それにヘレスは表彰台が他よりも少し高いですからね。」
Q
「ムジェロでこうした結果が出せれば最高でしょうが、まずはル・マンです。ヤマハが伝統的に強いサーキットですが、自信のほどは?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「チャンピオンシップの面ではオースティンで20ポイント必要でした。そこで20ポイント獲得していれば2位につける事が出来たんですがミスをしてしまいました。このトラックはヨーロッパのトラックでの自分のポテンシャルを理解する上で重要なトラックです。ですからムジェロやバルセロナでも良いレースが出来ると思いますね。」