★ドヴィヅィオーソ「Ducatiは自分が開発に貢献出来る事を知っている。」
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ドヴィヅィオーソ選手がここまで踏み込んで話をしているということは、やはりロレンゾ選手のDucati移籍は既に決定事項なのかもしれません。仮にロレンゾ選手がDucatiで走ると考えると、ロッシ選手とも仲が良く開発能力もあまり無いイアンノーネ選手がチームメイトであるよりは、分析能力、マシン開発能力も高いドヴィヅィオーソ選手のほうが良さそうですし、性格的にも寡黙な男同士、ロレンゾ選手と合うのではないかなと思います。
アンドレア・ドヴィヅィオーソは2017年のDucatiのシートについて、Ducatiと契約すると予想されているホルヘ・ロレンゾについて語った。ロレンゾがヤマハからDucatiに来季移籍する事に関しては、来週末のヘレスで発表されると予想されており、ドヴィヅィオーソとチームメイトのイアンノーネの契約は今シーズンで満了する。そしてそのうち1人がロレンゾのために席を開けねばならないと予想されている。ドヴィヅィオーソはDucatiとは4年目のシーズンとなり、イアンノーネは2年目である。イアンノーネは2015年にドヴィヅィオーソよりもワールドスタンディングで2つ上の順位で終えているが、ドヴィヅィオーソは彼自身のDucatiへの貢献が彼のシートを救うと考えているようだ。
アンドレア・ドヴィヅィオーソ
「MotoGPバイクを作るのは非常に複雑で、ライダーであれエンジニアであれどちらも必要不可欠なんです。全体のグループとしてのチームが必要なんです。2015年のバイク、つまり今のベースとなっているものは本当に良いバイクなんです。これはジジがDucatiに来た事が非常に重要だったということです。Ducatiの人々はこの4年に何が起きたかをしっかりと把握しています。ジジは過去3年間に渡りこれを見ています。彼らはライダーのキャラクター、開発の仕事ぶり、アプローチ、プロフェッショナリズムを知る為に必要な全ての情報を持っています。彼らが自分を選んでくれたなら、彼らが自分の仕事の仕方に共感してくれたということでしょう。もし違う選択をしたとしても、それに対してどうこうということはありませんけどね。自分はここ数年苦しんできました。しかし今ここになって本当に戦闘力の高いバイクが出来ました。これは恐らくケイシーが勝利した時よりも良いバイクになっているはずです。」
ドヴィヅィオーソはまた、ロレンゾがDucatiと契約を果たした場合、彼の経験がロレンゾを助けることになるとも考えている。
アンドレア・ドヴィヅィオーソ
「彼らは自分がプロフェッショナリズムに満ちていること、それに自分が何をしているかわかっていないようなライダーでは無いということを知っています。それに自分がバイクの開発にどれだけ貢献出来るかどうかもわかっているでしょう。」
30歳のドヴィヅィオーソは今Ducatiを去るとしたら、やり遂げていない仕事をそのままにして去るようなものだと考えている。しかし例えば他のメーカー、例えばスズキ（もしマーヴェリック・ビニャーレスがスズキを去ってヤマハに加入した場合）やスミスが契約をしたKTMなどもオプションとして考えてはいるようだ。
アンドレア・ドヴィヅィオーソ
「誰もが自分を理解して評価してもらうために移籍を選ぶものです。自分の経験を求めて色々なメーカーがやってきます。自分はそういったプロジェクトを比較しようと思っています。」
