★MotoGP2016アメリカズGP ロッシ「スタートでクラッチを焼いてしまった」

今回はまさかの転倒リタイアとなったロッシ選手。スタートでクラッチを焼いてしまったとの事ですがこれは転倒とは直接関係は無く、単純にミスをしてしまったとの事です。この転倒が無ければチャンピオンシップでも良い位置につけていたはずですが、ヨーロッパラウンドではどうなるでしょうか。

Q

「今回の転倒は非常に高速での転倒となりましたが、まず体は無事であるのかと、何が起きたのかを教えていただけますか？」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「まずは転倒の仕方が良かったので、高速での転倒ではありましたが体は無事です。スタートでクラッチを焼いてしまって、最初の2周はトラブルが出ていたんです。クラッチがストレートで滑ってしまって皆にどんどん抜かれてしまったんですよ。ただクラッチはそのうちもとに戻るとわかっていましたので、落ち着いてレースをしようと思っていたんです。少し冷えればフィーリングは良くなるものですからね。ただ3周目のターン2でフロントが滑ってしまいました。バイクは問題無かったので、エントリースピードが早すぎたのかもしれませんし、少しイン側に入ってしまったのかもしれません。いずれにしても自分がミスをした形です。今週はとても戦闘力が高かったので本当に残念ですね。良いレースが出来るはずだったのにミスをしてしまいました。」

Q

「あの状況では出来る事は無かったと思いますが、次はヘレスに向かうわけですが、このサーキットではどうでしょうか？」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「転倒は別として、オースティンでは過去に競争力が高かったことは無かったので、そういう意味ではポジティブだったと言えると思います。他のレースでも戦闘力は高かったですから、集中している事が大事だろうと思います。」