★MotoGP2016 アルゼンチンGP マルケス「トラックのコンディションがおかしい」

路面が非常に汚れている中でのセッションとなった初日の金曜日。路面グリップが低くてもホンダのバイクは悪くないと語るマルケス選手ですが、ルーキーのティト・ラバト選手以外のホンダの4台が上位5位以内にいることを考えると、確かにそういった特性があるのかもしれません。

厳しいプレシーズンの後にカタールで表彰台を獲得した事に喜びながら、マルケスはスリッピーなアルゼンチンの金曜のセッションをトップで終えた。マルケスはFP1をDucatiのアンドレア・ドヴィヅィオーソに次いで2位タイムで終了。その後FP2では路面の埃が飛んで路面にゴムが乗った事で自身のベストタイムを2秒を削ってトップタイムを記録した。しかしマルケスのタイムはラップレコードのペースからは2.5秒も遅い。なお、トップ5に4台のホンダが並ぶ結果となった。ダニ・ペドロサはマルケスから僅かに0.025秒遅れで2位、スズキのマーヴェリック・ビニャーレスは約0.5秒遅れで3位となり、サテライトホンダのジャック・ミラーとカル・クラッチローが後に続いた。

マルク・マルケス

「当然嬉しいですよ。トップタイムですからね。でも正直に言ってトラックのコンディションは何かおかしいですね。物凄く滑るんですよ。どうやら路面のグリップが低い時にはホンダのバイクは悪くないみたいですね。でもかなりのタイムを失っている事は間違いないですから、明日また改善したいですね。誰が新しいタイヤを履いているかどうかも注意が必要で、これによってタイムは異なりますからね。あるライダーはハードのリアを試し、あるライダーはオールドタイヤで、あるライダーはニュータイヤを履いて。。という状況です。まぁ明日ですね。今週の鍵は変わりゆくトラックコンディションにセットアップを合わせられるかということと、トラックのどこで改善が出来るかを理解することですね。今のところハードのタイヤは上手く機能しています。」

ここまで汚いトラックでMotoGPのイベントがスタートする事を受け入れられるかという質問に対して、マルケスは次の様に答えた。

マルク・マルケス

「これがMotoGPです。全てのトラックでコンディションは異なりますから適応しないと。雨が降って、寒くて、暖かくてとかね。確かに妙なコンディションですけど、これに適応しないといけません。レースウィークを通じてコンディションは良くなるでしょう。」 http://www.crash.net/motogp/news/228944/1/marquez-we-must-be-honest-conditions-are-strange.html