★カタールテスト3日目 ペドロサ「望ましい結果ではない」
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カタールテストでは終始苦戦している印象のペドロサ選手。昨シーズンの引退の危機から復活、ロッシ選手とマルケス選手の接触前後でも冷静な態度で人気を集めシーズン後半は本来の高い戦闘力を発揮して活躍しましたが、バイクがシーズン開幕前に仕上がらなければ厳しい戦いになりそうです。
テストの中でダニ・ペドロサは満足のゆくフィーリングを得られていない。テストはペドロサにとって常に実験の時間となった。ペドロ者3日間を通じて苦戦し、あらゆるセッティングを試した最終日のカタールテストにおいてもベストラップの記録に苦しんだ。木曜日に記録した1:55.857は3日間を通じて10位タイムとなり、トップタイムから1秒遅い状態。多くの選手がロングランを実施する中、ペドロサは最終日もマシンのセッテング作業を続けた。
幸運にも初戦は20日に開幕となるので、エンジニア達は2本に戻ってデータの解析に時間を使うことが出来る。レースまでには多くが変わる可能性があるため、ペドロサも初戦に自身は持っている。しかし多くの作業が必要であることは理解しており、ライバルはスムーズに移行する中、ホンダにとってMagneti Marelliのエレクトロニクスとミシュランのタイヤが乗り越えなければいけない課題であることは変わらない。
ダニ・ペドロサ
「タイヤがほとんど残っていなかったので多くのテストは出来ず、いつもより早めにテストを切り上げました。結果は望ましいものではありません。3日間で多くの事をテストしましたが、次回の走行で試したい事がまだあります。ここ数回のテストで獲得したデータで、日本のエンジニアが初戦に向けて開発を進めてくれるでしょう。その内容がレースに向けて好ましい事を望むばかりです。」
