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★カタールテスト3日目 ビニャーレス「初戦に向けて自信あり」

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最終日もトップ3タイムを記録したスズキのマーヴェリック・ビニャーレス選手。一発のタイムもさることながら、レースに向けて最も期待が持てるのは、ユーズドタイヤでコンスタントに1:55秒台を記録出来ていることですね。スズキ開幕戦表彰台獲得が現実味を帯びてきました。

★カタールテスト3日目 ビニャーレス「初戦に向けて自信あり」

夜を昼間に変える照明の海、ロサイル・インターナショナルサーキットで、マーヴェリック・ビニャーレスは2016年のMotoGPプレシーズンテストの最終日に素晴らしい結果を残した。3日目の彼は常に上位タイムで走行し、1:55.333秒で2位とは0.007秒差、トップとは0.523秒差で3位となった。ただ素晴らしいのは一発のタイムだけではなく、オーストラリアと同様にコンスタントに高速タイムを記録したことにある。ビニャーレスは11月のヴァレンシアのテストから継続して調子を上げており、2月のセパンで調子を崩したものの、オーストリアではGSX-RRでトップタイムを記録。バイクも全方位に渡って性能が向上し、ミシュランタイヤにも適応している。開幕戦はプレシーズンテスト終了の舞台と同様にカタールで開催される。開幕戦のフリープラクティスは3/17の現地時間午後4時から開始となる。

マーヴェリック・ビニャーレス

「全体的にとても良い形でウインターテストを終えることが出来ました。今日も3位で終えることが出来ました。レッドフラッグが出た時にタイムアタックを使用としていたんです。このせいで新しいタイヤのセットを試すことが出来ませんでした。その前のラップでバイクに変更を加えて自信を持っていただけに残念ですね。ただ、ユーズドタイヤでレースをリード出来る1:55秒を維持出来ることがわかりましたので、これは嬉しいですね。チームの仕事ぶりも素晴らしくてバイクの状態を向上することが出来ました。カタールではこれは難しいことなんですよ。ストレートは長いし自分達のエンジンはまだ改善の余地がありますね。ただ初戦に向けて自信はあります。最後のほうにフルシームレスギアボックスを初めて試しましたが、こちらも大きく進化していました。このギアボックスでタイムアタックは出来なかったんですが、こちらもまた多くのポテンシャルを感じます。これを仕上げてレースで使いたいですね。この冬はハードに作業してきました。スズキファクトリーは非常に多くの向上を成し遂げてくれ、今のところ結果はポジティブです。レースに向けても楽観的に考えています。レースでもさらに前に進めると思っています。」

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