★カタールテスト2日目 アレイシ「フロントのフィーリングが向上した。」

チームメイトのビニャーレス選手が圧倒的な速さを発揮する中、スズキでは先輩にあたるアレイシ選手は苦戦が続いています。ようやくフロントのフィーリングが向上したようですが、この日はまだ10位タイムという状況。今日のテストでは10位以内、55秒台に入れることが出来るでしょうか。。

アレイシ・エスパロガロは木曜日のテストでフロントのフィーリングに自信を取り戻し、今までのプレシーズンテストの中で最も良い日だと語った。

アレイシ・エスパロガロ

「今日は満足していますが、とても嬉しいというわけでもありません。しかし、プレシーズンテストの中ではベストと言えるでしょうね。バイク自体も向上していますしフロントのフィーリングも良くなっています。ヴァレンシアで3回、オーストラリアで2回、昨日に1回の転倒をしていますが、その時はバイクのフィーリングを全く感じることが出来ませんでした。今日はステップ・バイ・ステップでフィーリングが良くなって、ペースもそれほど悪くはないですし、タイムのほうも災難って言うほどではないですね。」

「今日はようやくまともな日だったと言えると思います。転倒のあとはフロントのフィーリングを失ってしまいました。自分はブレーキングがハードなアグレッシブなライダーですから、フロントのフィーリングはとても重要なんです。今日はプレシーズンテストの中で初めてフロントのフィーリングが良かったですね。プレシーズンの中では、1000もの異なる内容を試してきました。ようやく良い方向が見えてきたのは嬉しいです。満足はしていますが、ハッピーではありません。フロントに関してはまだまだ多くの作業が必要です。ただそう遠くないところまで来ています。明日のレースシミュレーションの中での自分のタイムが気になりますね。良いシミュレーションが出来ると思っています。最高のラップを記録するにはフロントのフィーリングが必要で、これが今自分達にはありません。でもレースシミュレーションとなると興味深いでしょうね。新しいタイプ2(※フルシームレスギアボックス)のシームレスギアボックスは、まだ改善の余地が大きいです。エンジンの回転数が安定しやすいんですが、レバーに触れた時の動きが少しアグレッシブなので、このタイプのシームレスでもう少し作業を続ける必要がありますね。」

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