★驚きの燃費効率を実現する「対向型2ストロークエンジン」
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実際に研究が行われているようなので眉唾ってことは無いのでしょうが、世界では色々な種類のエンジンの研究開発が進んでいるんですね。こういったエンジンが実際に陽の目を見る日が来るのか?実現したとしてもハイブリットや電気自動車のように最初はかなり割高な状態で登場するのか?などわからないことは多いですね。
内燃機関の効率性を50%向上させるとして、Argonne National LaboratoryとAchates Power、さらにDelphi Automotiveが共同で対向型のスーパーエンジンを作ろうとしている。
Argonne National Laboratory
「ピストンがシリンダーの中で後退し対向するピストンに再び向かう動きの中で、シリンダー内のマシンニングされたポートによって吸気と同時に排気が行われます。ピストンは再び圧縮、点火を2ストロークのサイクルで行います。このデザインはシリンダーヘッドを取り除いたデザインとなっており(シリンダーヘッドはヒートロスや現代のエンジンにおける非効率性の元となっている。)、このエンジンはガソリンを燃料とするエンジンと同様の排気基準を満たしながら、ディーゼルのような効率性とパワーを発揮します。Achates Powerによる分析によると、このエンジンはダウンサイズされターボチャージャー搭載のダイレクトイグニッションのガソリンエンジンよりも50%も燃料効率が良く、パワートレインのシステムの簡素化とコストカットも同時に実現出来るのです。」
このコンセプトは見たところ非常に実現可能性が高そうだが、実際の証明は実際のエンジンで行われる。EcoMotorsのOPOCエンジン(対向ピストン対向シリンダーエンジン)、Pinnacle EnginesのCleeves Cycle(同じく対向エンジン)、CoAxeの対向ピストンディーゼルエンジンなど多くのエンジンが出てきた後では手放しに興奮は出来まい。現時点では研究成果としてのパフォーマンスと燃費効率によって、研究者達が今のエンジンの世界を変えるという事を話しているということだ。これらのいずれかのエンジンが最終的に完成することを願いたい。もしかしたら、このエンジンがそうなのかもしれないが。
BY PAUL CROWE
http://ecomotors.com/opposed-piston-opposed-cylinder-engineecomotors.com