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★KTM、ハスクバーナ(Husqvarna) 2017年以降は2スト125ccエンデューロモデルの生産は無し

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年々厳しくなる排気ガス基準を満たすために2ストロークバイクが新車市場から絶滅して久しいですが、ついにKTMハスクバーナーも新車での公道用としての製造は行わないようです。しかしレース用としての製造は続くという予想ですが、環境のためとは言え寂しいですね。

★KTM、ハスクバーナー 2017年以降は公道向け2スト125ccの生産は無し

Euro4の最初の犠牲者が決まった。KTMハスクバーナーは2017年以降には125ccの2ストロークエンデューロモデルの生産を行わない。これはEuro4の厳しい基準を満たす小排気量の2ストークバイクを生産する為には、法外なコストが掛かることによるもの。この背景を理解するには、まずKTMハスクバーナーの小排気量2ストロークバイクの主要マーケットがヨーロッパのフランス、イタリア、スペインであることがある。ヨーロッパではこれらのモデルは公道を走ることが出来るようになっているわけだが、このためにEuro4の基準を満たす必要が出てくる。残念ながらこれらの国での販売量では、厳しいEuro4の基準を満たした車両を生産するのは難しい。

★KTM、ハスクバーナー 2017年以降は公道向け2スト125ccの生産は無し

タバコ業界と同様に顧客は若いうちに取り込んでおく必要があり、これらの車両はこの両ブランドへ若いライダーを誘導するための良いモデルであることから両社にとっては痛手だろう。KTMハスクバーナーは現在のエンデューロモデルを公道用のフォーマットで販売しないという方向を取るようだ。という事は125ccのオフロードレース専用モデルに最低限の燈火類を搭載し、ライセンスプレートホルダーを装備しないモデルの到来を意味する。

MXモデル(※モトクロス)がディーラーで横に並んでいるなか、こうした種のバイク(※エンデューロバイク)を買う人間がなぜいるのかを理解出来ないライダーもいるだろう。エンデューロモデルが示すところが何なのかというのは不明瞭なところだが、アメリカ人にとっては2ストロークのバイクを所有する事自体が難しい。これは対岸の出来事としてあまり多くを示すものとは言えないだろう。

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