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★セパンテスト3日目 アレイシ・エスパロガロ「現状はとてもポジティブな気分」

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デビュー当時から素晴らしいハンドリングが評判だったGSX-RRですが、2016年型シャーシが仕上がればさらなるハンドリングマシンになるはず。。GSX-RRはかなりコンパクトなバイクですので、アレイシ選手の場合は確かに昨年のシーズン開幕前のマシンフィッティングの場面で頭がカウルから思いっきりはみ出していました。風洞テストでなんとか最高速を伸ばせる良い方向が見つかって欲しいところです。

★セパンテスト3日目 アレイシ・エスパロガロ「現状はとてもポジティブな気分」

チームスズキエクスターはセパンテストに数多くのパーツを持込、その中には改良型エンジン、シャーシ、ギアボックスも含まれていた。3日間のテストを通して、アレイシ・エスパロガロは新しいパーツと旧型パーツを交互に比較し、日本のエンジニアのさらなる開発の為に貴重なデータを提供した。忙しいテストスケジュールの中で、彼は2:01.623秒のベストタイムを記録しチームメイトのマーヴェリック・ビニャーレスより1つ後ろの13位となった。トップ10には入れなかったものの、両スズキライダーはテスト全体の進捗に満足している。ただ両名ともさらなるテストの必要性を感じており、彼らは2週間後にフィリップアイランドにてテストを行なう。

アレイシ・エスパロガロ

「今日は雨のせいで難しい1日でした。今朝は2015年のシャーシに新しいエンジンを搭載して走行しましたが、とても良いフィーリングでした。非常に競争力が高いと思いますしトップにも近い位置にいました。午後には2016年型シャーシに切り替えましたが、良いフィーリングを感じることが出来ませんでした。もっと効果的なセッティングを見つけるためにテストが必要ですね。昨年型のもので作業を進めたくはあるんですが、日本にいるエンジニアのさらなる開発のためにデータを送らねばなりませんから、そのことを念頭において考えないといけませんね。新しいシャーシはまだ幼い感じで、まだ少しトラブルがあります。ここを修正していく事が必要です。」

「シームレスギアボックスとエレクトロニクスに関しては良い形で向上出来ました。タイヤも同様ですね。フロントタイヤに対する自信は少し増えましたしコーナーリングスピードも速くなりました。これはまだ初回のテストですから問題はあります。ただこれを解決するためにここに来ているわけですし、これもゲームの一環ですよ。明日は日本に飛んでウインドトンネルでのテストを行います。自分は背が高いライダーですから、その部分に関して何らかの解決策を彼らが見つけてくれるかもしれません。その後はオーストラリアに向かってまた色々とテストを行いますファクトリーは本当に懸命に働いてくれていて、自分達もあらゆる側面から頑張っているところです。シャーシ、エンジン、ギアボックス、エレクトロニクスなど色々と改善点があります。ただ現状はとてもポジティブな気分ですよ。」

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