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★セパンテスト3日目 ヴァレンティーノ・ロッシ「バイクの重量バランスの理解が必要」

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さらっとロレンゾ選手に牽制コメントを出しているロッシ選手ですが、全体を通して考えると非常に良いテストだったのではないでしょうか。「自分がレースを続けるのはトップで走れる実力があるから」という力強いコメントも出ていますし、今シーズンも優勝争いが期待出来そうです。

★セパンテスト3日目  ヴァレンティーノ・ロッシ「バイクの重量バランスの理解が必要」

ヤマハヴァレンティーノ・ロッシはセパンでのテストをロレンゾの後ろとなる形でヤマハ1、2の形で終えた。ロッシは2:00.556秒を記録しチームメイトよりも0.9秒遅れのタイム。総合タイムでは4番手となった。

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ホルヘはタイヤにもバイクにも良い感触を感じているようです。彼は限界に近い位置で走行していますし良い調子ですけど、まだ一回目のテストですからね。正直に言って自分のほうがより汚れ仕事をやっているんですよ。多くの周回をこなすとかそういうことですね。彼はよりパフォーマンスの面に集中しているようです。ただ彼のラップタイムは誰の目から見ても素晴らしいことは間違いないですよ。ですから自分も他の選手も彼よりは遅いわけで。。彼に近づくにはどうするのかを考えないといけないですね。彼はブレーキも強力だし、コーナーへのエントリースピードも速いし、コーナリングスピードも速い。ですから彼は良い調子なんでしょうし、実際非常に良く乗れていますよね。タイヤは今ブリヂストンに近づいてきました。もちろん違う点は多くありますけど、昨年よりは近づいてきたと思います。ブリヂストンに比べるとリヤはかなり良くて、フロントはあまり良くないですね。ただタイヤを機能させるのに重要なのはバイクの重量バランスで、これに関して理解することが必要なんです。」

 

「トップで走れているという事は嬉しいですし、2014年の時と同様に自分の目標でもあります。今後レースを続けるか否かの判断材料としてテストとシーズン前半のパフォーマンスが非常に重要になります。ですからここで2位になれたと言うことは良いことですね。レースは続けたいですから。ただ、自分がレースを続けるのはトップで戦える力があるからです。今日は良い仕事が出来ましたし多くの物事を試しましたから、テストに関しては満足しています。バイクを良くするために良い情報をもたらせると思いますし、2:005秒というのは悪くないラップタイムですよ。まだまだ作業が必要ですし、バイクにもまだ疑問が残ります。新しいウイングレットをいくつか試しましたけど、あまり違いを感じませんでしたね。それに自分はウイング無しのバイクのほうが好きですね。」

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