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★セパンテスト2日目 ホルヘ・ロレンゾ「既に昨年よりも調子が良い」

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すでに昨年よりも調子が良いと語るロレンゾ選手は、ブリヂストンよりもミシュランのほうが現時点でフィーリングが良いとも語っています。言葉でライバルにプレッシャーを与えるような選手ではありませんから、真実を語っているんでしょう。最終日の今日はどうでしょうか?

★セパンテスト2日目 ホルヘ・ロレンゾ「既に昨年よりも調子が良い」

ホルヘ・ロレンゾは昨シーズンよりも既に調子が良いと語り、ライバル達にプレッシャーを与えた。ロレンゾは新しいミシュランタイヤが彼のポテンシャルをフルに発揮していると感じており2日目のセパンテストも2位タイムと好調なタイムを記録。1位タイムを記録したのは驚きのダニロ・ペトルーチでロレンゾはペトルーチからは0.060秒遅れだった。

ホルヘ・ロレンゾ

「まだ2日ですからね。フィリップアイランドやカタールでどうなるかを見てみないといけません。ただ2日の中での結論としては、既に昨年よりも良い調子です。将来的にいつまでこうしたフィーリングを維持できるのかはわかりません。ただ今はミシュランタイヤのほうがブリヂストンよりも良い感触ですね。自分のポテンシャルを引き出せるような気がするんですよ。ハードのリヤタイヤに関してはあまり良いパフォーマンスが出せないような気がしていましたが、どちらのコンパウンドでも同じようなパフォーマンスでしたので安心しました。他のライダー達と走りながらこうしたペースを常に維持するのは難しいですが、この2日間については満足しています。」

 

ミシュランタイヤは同じリーンアングルの維持が難しいんです。コーナーの中ではもう少し車体を立てる必要があります。そしてブレーキももう少し早めからかける必要があります。ただ直線での加速ではタイヤがスピンしないんです。ブリヂストンのタイヤはとても固くて、これは比較するとさらに柔らかいですね。ラップタイムは非常に良いです。昨年使用したセッティングと非常に近いセッティングなので、逆に言うとまだまだ改善の余地は大きいということです。このタイヤには将来的に大きな進化の余地が残されていると思います。現時点でこのタイヤ、エレクトロニクス、そして自分のスタイルというのは、他のライダーと比較して非常に良いですね。他のライダーの状態はわかりませんし、彼らがどういったマージンを持っているのかもわかりません。ただ、自分が持っているマージンというのは将来的に明らかになるでしょう。この2日でいうとフィーリングは非常に良いですよ。」

 

ロレンゾとロッシは2台の2016年型YZR-M1をテストしている。1台は2015年と2016年のハイブリッド仕様であるようだが、ロレンゾによると2台のフィーリングは非常に近いという。ロレンゾは喉の風邪に対する抗生物質を飲んでおり、水曜にはレースシミュレーションを行なえることを願っている。

 

「今日で抗生物質を飲み始めて3日目です。8時間睡眠をとっています。少し疲れていますが少しだけ体調は良くなりました。明日にまた抗生物質が効いて調子が良くなってシミュレーションが出来ることを願っています。」


なおテストはホームストレートで289km/hで転倒したロリス・バズ選手の影響で1時間以上遅れた。事故の原因は調査中であるがバズは無事にその場をさった。なお、ミシュランは念のために彼が履いていたソフトコンパウンドのタイヤを使用可能タイヤから外した。

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