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★ケイシー・ストーナー「スピードを取り戻すにはもう少し時間が必要。」

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ストーナー選手がテストを開始しました。ベストタイムは昨年のDucatiのベストタイムから0.7秒落ちとのことで、1年ほどMotoGPバイクに乗っていない割には良いタイムだという事で本人も喜んでおります。今日もテストが行われるとのことですが、タイムなど色々と楽しみですね。ピッロ選手がテストしているGP16は、写真で見る限りGP15に比べてウイングレットが長くなった模様です。

★ケイシー・ストーナー「スピードを取り戻すにはもう少し時間が必要。」

土曜日にケイシー・ストーナーは2015年型のデスモセディチでマレーシアにおいてテストを行い、Ducatiへの復帰を果たした。2007年と2011年のワールド・チャンピオンはテストライダー/ブランドアンバサダーの役割を持っており、2年のレース活動の後となる合計5年後にホンダの元を去った。ストーナーは54周走り、ベストタイムは2:02.1秒で、昨年Ducatiがマークした最速のラップタイムより0.7秒遅れだった。

ケイシー・ストーナー

「何を期待して良いのか良くわかりませんでしたが、皆とても良くしてくれて歓迎してくれ、自分とバイクがベストを尽くせるよう働いてくれました。今日はとても生産的な初日で、バイクは快適でしたしタイヤも思っていたよりずっと速く走れますね。テストすることは多いですしバイクにもさらに慣れないといけませんが、全体的に嬉しいですね。正直言ってラップタイムに関してはとても嬉しく思っていますし、同時に驚きました。一晩寝てもう少し快適になると良いですね。」

 

今回のDucatiでのテストはストーナーが2010年にヴァレンシアで最後のレースをして以来となる。またホンダのMotoGPに乗ったのは約1年前で、ホンダから鈴鹿8耐に参戦して怪我を負って以降のテストとなる。ストーナーはシーズン中のワイルドカード参戦についての可能性が考えられるが、彼の今の最優先事項は最前線で戦うアンドレア・イアンノーネとアンドレア・ドヴィヅィオーソを支える事だと言う。

 

「スピードを取り戻す為にもう少し時間が必要ですし、フィーリングもそうですね。MotoGPバイクには1年ほど乗っていませんし、ここ6ヶ月バイクには乗っていないんですよ。デスモセディチGPは大きなポテンシャルを持っていると思います。正しいインプットをバイクに与えて、今年素晴らしい結果を残せるよう2人のアンドレアを助けたいと思います。」

 

ストライダーのミケール・ピッロも同じくテストを行っており、2016年型のデスモセディチを走らせた。

★ケイシー・ストーナー「スピードを取り戻すにはもう少し時間が必要。」

ミケール・ピッロ

「今日は数周しか走りませんでした。というのも今日のテストの項目は燃費に加えてエレクトロニクスコンポーネントのテストだけだったんです。ですから仕事を終えた後はチームはストーナーの”デビュー’に備えていましたね。」

 

MotoGPの2016年参戦ライダーによるテストは同じくセパンで月曜から始まる。

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