★ヤマハYard Built XV950ウルトラ By GS Mashin
Sponsored Link
ヤマハのYard Builtプログラムには面白いバイクが沢山あるわけですが、このバイクの見た目は本当に独創的ですね。他のどのバイクにも似ていないデザインで、特にフロントカウルのデザインはバイクというか何か別のもの（※モビルアーマーとか。。）に見えます。
冬が近づきYard Builtプラットフォームは新たにヤマハXV950をベースとするエキサイティングなカスタムバイクとのコラボレーションを開始する。スイスのビルダーであるGS Mashiはポピュラーなスポーツヘリテージバイクに新しい解釈を加えた。結果としてYard BuiltXV950ウルトラは完璧な変身を遂げ、ヤマハのYard Builtラインアップに全く新しい風を吹き込むことになった。
Ninersのクルーメンバーであるトム・モシマンによって3年前に創立されたGS Mashinは、ソリッドで手作業のクラフトマンシップと目を引くデザインが特徴だ。作業は小さなガレージで行われ、見た目だけでなく機能的で製作に技術を要求するバイクを製作している。このXV950ウルトラも例外ではなく、スタンダードのXV950とは全く異なるバイクに見えるが、完璧にヤマハのYard Builtの信念に則って製作されているバイクだ。つまりベースとなるバイクのフレームを切ったり何かしらを溶接したりせずに製作されているということだ。ゴシック建築にインスパイアされ、トムは低く構えたレーシーなスタイルのバイクに、細いホイールを組み合わせセパレートハンドルをマウントした。
ヤマハヨーロッパ プロダクトマネージャー ミヤザワ氏
「トムがXVシリーズをベースとしてくれた事を嬉しく思います。かなり急進的なデザインでありながら、トムがカスタムバイクで重要な乗りやすさという点を重視してくれたことを嬉しく思います。彼はXV950の魂をそこに残し、それをフレームを切ったり溶接すること無しに、オリジナリティーで囲ったのです。彼の仕事の殆どがアングルグラインダーと砂とハンマーだけで行われたという事は驚嘆に値しますよ。」
XV950ウルトラのフェアリングは1.5mmのスチールシートとステンレススチールパイプからのハンドメイド。小型のライトがフェアリング内にあり、ターンシグナルは高い位置に付けられている。カスタムの燃料タンクも1.5mmのスチール製。下側はXV950のオリジナルの燃料タンクの下半分んを使用している。目を引くのはK-Techによって組み立てられたプロトタイプのリヤサスペンションだろう。
同じくハンドメイドのテールユニットはShin Yoリヤライトユニットを使用しており、シートはJose Rey Saddleryによるハンドメイドとなる。美しいアルミニウム製トップブリッジはAsic Roboticsによるもので、ライザーの為の穴が無い美しいもの。オリジナルのハブを使用しているホイールはまさに芸術品で、フロントに21インチ、リヤに18インチのリムを使用しており、ABSも組み合わせられている。
