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★アプリリア 開幕前のフィリップアイランドでのテストには参加しない方向か?

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セパンテストには新型マシンが間に合わないというニュースが流れたばかりのアプリリアですが、シーズン開幕前の2回目のテストとなるフィリップアイランド(※1回目がセパン、2回目がフィリップアイランド、3回目がカタールとなります。)には参加せずに、プライベートテストで新型機を煮詰めるようです。昨年のDucatiのGP15のように開幕から高い戦闘力を発揮というわけにはいかないかもしれませんね。

★アプリリア 開幕前のフィリップアイランドでのテストには参加しない方向か?

時計の針は2016年の最初のテスト開始に向けて動いているが、アプリリアのアルヴァロ・バウティスタとステファン・ブラドルは新型のRS-GPをセパンテストでは使用しないとされている。イタリアのノエルにあるアプリリアに親しいソースによると、アプリリアチームは2回目のシーズンオフテストとなる2月17日から19日のフィリプアイランドのテストには参加せず、同月中旬にカタールでプライベートテストを行なうとされている。

ロサイル・サーキットは地理的にもヨーロッパからはオーストラリアより近く、アプリリアはシーズン開幕までにマシン開発を間に合わせようとしており、プライベートセッティングで報道などの目から逃れて全てが十分なレベルで機能していることを確認したいのだろう。その後チームは3月初めの最終テストにカタールで挑み、その僅か2週間後にシーズンが開幕を迎える。

 

今年は最高峰クラスのスタートとなる2007年以降初めての大きな変化の年となり、チームとライダーはミシュランタイヤ、Magneti Marelliの統合ECUを使用することになる。
2015年シーズンの終わりのヴァレンシアでのテストで2人のライダーは苦戦しており、バウティスタは転倒を2度し、あまりにも変化が大きすぎるためにヘレステストの最初の2日は、元のエレクトロニクスに戻して走行せざるを得なかった。

 

タイヤとエレクトロニクスの変化のどちらをより心配しているか?と聞かれて元125ccのチャンピオンのバウティスタは下記のように答え、また新しいバイクについては小さく軽量になることを期待しつつも、まだ実物を見ていないと語った。

アルヴァロ・バウティスタ

「タイヤもエレクトロニクスもバイクも全て心配ですよ。。現状新しいバイクはコンピューター上にあるだけで、プロジェクトとして動いているものは見ていないですね。写真をアプリリアが送ってくれると良いんですけどね。」

ステファン・ブラドル

「全てが心配ですね。加速するとトラクションコントロールが不十分で、エンジンブレーキは信用が出来ません。自身が持てませんね。」

 

2月の1日から3日のセパンテストで新しいバイクは披露されず、選手たちはエレクトロニクスのパッケージに慣れ、ミシュランタイヤのデータを集めることになる。つまりバウティスタとブラドルは3つの要素(エレクトロニクス、タイヤ、新型バイク)をセットアップするのに僅か2回のテストしかないということになる。

噂によるとテストライダーのマイク・ディミグリオが、2016年型のRS-GPを2月初めにアラゴンでのプライベートテストでデビューさせる予定とのこと。

www.crash.net