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★Motul Motor Bike ExpoにてMotul Onirika 2853コンセプトを発表

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インパクトの強い見た目のバイクではありますが、完全なショーバイクのようですので走りについて云々というようなものではないようです。フレームとスイングアームはよくよく見るとオリジナルのトラス構造のフレームにカバーを付けているのがわかりますが、このあたりはオリジナルフレームを活かすなり、完全新作のアルミツインスパーフレームを作るなり、もう少し頑張って欲しいところ。タンクを凹ませてそこにロゴが入ると言うデザインはカッコいいですね。

★Motul Motor Bike ExpoにてMotul Onirika 2853コンセプトを発表

Motul Onirika 2853コンセプト

Veronaで開催されたMotor Bike Expoにおいて注目を集めたバイクの一つがMVアグスタのブルターレ800をベースとしたMotul Onirika 2853コンセプトバイクだ。フランスに本拠地をおくMotulの依頼を受けて製作したのはGPDでゼインのルカ・ポザット。このバイクの名前のOnirika 2853はある種の謎解きのようであり、Motulの創業が1853年であることを考えると創業から1000年後を見据えているというようなことだろうか。

★Motul Motor Bike ExpoにてMotul Onirika 2853コンセプトを発表

バイクについてはベースとなったのはMVアグスタのブルターレの798ccの3気筒エンジンで、フレームとスイングアームも同様。このプラットフォームを利用して、ポザットはスタイリッシュなロードスターをイタリアのヴァレーゼに本拠地を置くアグスタからは絶対に出てこないような、ハードで冷たい印象のデザインに仕上げた。 ★Motul Motor Bike ExpoにてMotul Onirika 2853コンセプトを発表

大きなリベットが付いた鉄のシート、ディスクのようなホイールはインダストリアルデザインとして勇気あるデザインだ。燃料タンクやテールセクションのブラックとホワイトのデザインは、このバイクに現代的な印象を与えている。ブルターレの丸型のヘッドライトは角形のものに改められ、片方がローライト、片方がハイビームになっていると思われる。

 

全体的に暗いトーンのバイクに浮き上がるのは赤いMotulのロゴだ。非常に面白いバイクであることは確かで、このバイクは今年の終わりにオークションにかけられ、Motulが所有するMotul Corazónという恵まれない子供を支援する非営利団体に売上が寄付される。

The Motul Onirika 2853 Concept Is Not Your Typical MV

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