★スコット・レディング「チャンピオンシップ6位も狙える」
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ヘレスではマルケス選手を上回るタイムで周囲を驚かせたレディング選手ですが、元々はMoto2で高リザルトを記録していた選手です。MotoGPクラス参戦初年度はオープン機で悔しい結果で終わり、「ファクトリー機ならこんな結果では終わらない」と意気込んだ昨年はRC213Vのじゃじゃ馬ぶりに翻弄されます。乗った瞬間から馴染んだというデスモセディチでは本来のパフォーマンスを発揮出来ると語っていますので、今年は期待出来そうです。
レディングは昨年ファクトリーホンダ機を操縦したMarcVDSチームでは大いに苦戦したが、プラマックDucatiではヘレスの2015年最後のプライベートテストでトップタイムを記録するなど最初から好調だ。イタリアでのチーム体制発表の場においては次のように語った。
スコット・レディング
「プラマックはまるで家族のようで皆から歓迎してもらいました。おかげで自信を持つことが出来まして、スタートの段階から良いフィーリングを得ることが出来ましたね。異なるバイクですし、タイヤもエレクトロニクスも異なりますから、ライディングスタイルは大幅に変える必要があります。ただ自分も素早く学習していますし、チームが助けてくれています。快適に感じていますし、すぐにでもレースが出来ますよ。チャンピオンシップにおいてトップ6に入れると思いますし、表彰台も獲得出来ると思っています。このバイクであれば自分の100%のポテンシャルを発揮出来ると思います。過去2年間はそれが出来ませんでした。これからはしっかりと戦えると思いますよ。」
レディングは昨年MotoGP初の表彰台を、ドライ、ウェット、ドライの展開となったミサノで獲得。しかしワールドチャンピオンシップを13位で終えており、これは彼がオープンクラスからグレシーニホンダで参戦していたルーキーイヤーとなる2014年よりも1つ下の順位。23歳のレディングは、初の表彰台を雨のシルバーストーンで獲得したダニロ・ペトルーチと共に参戦する。