★Ducati 2014年の22%増となる54,800台のバイクを2015年に販売
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BMWもそうですが、2015年は欧州各社の販売が非常に好調だったようです。けして安いバイクを作っているわけではありませんが、世界の流れである、アドベンチャーとスクランブラーというジャンルをしっかりと抑えた新車を投入しているというのが大きいのかもしれません。
Ducatiは2014年の22%増となる54,800台のバイクを2015年に販売した。アメリカは引き続きDucati最大の市場で、2014年と比較して販売台数は14%増加した。Ducatiによるとヨーロッパでの成長も大きく、イタリアで53%、イギリスで37%、ドイツで24%、フランスで22%販売台数が増加したとのこと。
アジア太平洋地域でも14%の成長となり、中国で46%増加した。中国ではインポーターであったJet SkyデベロップメントとのパートナーシップをDucatiは12月31日に終了しており、その権利を関係会社であるAudiの中国支社に渡している。最も売れたモデルはスクランブラーで、2015年で16,000台、全体の約29.1%となった。Ducatiによると、スクランブラーは今年全世界の中で最も売れたバイクのベスト10に入り、これはDucatiにとっては初の快挙となる。
ムルティストラーダ1200は2番目に良く売れた車両で8,000台、3番目はモンスター821で6500台となった。Ducatiによると、1299パニガーレ、899パニガーレ、ディアベルも好調な売れ行きだったとのこと。
Ducatiグローバルセールス アンドレア・ブゾーニ
「この素晴らしいパフォーマンスはDucatiにとって記念碑と言えるものです。世界市場の拡大と強化に関する健全な計画、90カ国、700以上の販売店のエネルギーとプロフェッショナリズムの賜物です。様々な国でのこのような成長は我々の製品と戦略の正当性を裏付けるもので、Ducatiの歴史の中で初めて、スクランブラーがその年に世界で最も売れたバイクのトップ10リストに入ることが出来ました。」