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★ミシュラン クリスマス前にヘレスにてタイヤテストを実施

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テストの中で転倒が多いと言われるミシュランタイヤですが、フロントタイヤが仕上がれば全体的なグリップや耐久性の向上をする方法はわかっているとグベールさんが語っていました。年内最後のテストに期待ですね。
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ミシュランは12月にさらなるタイヤのテストを行う。これはクリスマス前にヘレスで行われるテストで、MotoGPのファクトリーチームとともに新型のフロントタイヤを寒い気温の中でテストする。参加するのは3メーカーでDucati、ホンダ、そして、アプリリアが彼らのテストライダーを12月21日と22日に行われるテストに送り込む。

テストは2016年シーズンのオフィシャルライダーのテスト禁止期間に行われるので、テストに参加できるのは各メーカーのテストライダーのみとなる。つまり、Ducatiからはミケール・ピッロ、アプリリアからはマイク・ディミグリオ、ホンダは青山博一と高橋巧を送り込りこむ。

 
テストの主な目的は新型のフロントタイヤをミシュランが苦しんでいる冷感時にテストすること。ミシュランは冬季休暇に入る前にせパンでのテストに備えて出来るだけ多くのデータを集めようとしている。そして更に重要なのが、ナイトレースの為に常に気温が低いカタールに備えるためだ。
 
ミシュランの現時点での最大の問題は大体の事を許してくれる寛容なブリヂストンタイヤに慣れ親しんでしまっているライダー達で、彼らはミシュランのフロントタイヤの限界を見つけるのに苦労している。このせいでプライベート、そして公式テストの両方で多くの転倒が見られた。誰もがフロントエンドからの転倒に免疫を持っていないのだ。
 
ミシュランがヘレスで集めたいと思っているデータはこの問題を改善するために使われるのだろう。これはファクトリーにしてもフロントタイヤの動きを知るうえで良い機会になるであろうし、フロントからのフィードバックを作り出すセットアップ、重量バランスを探るうえでも良い機会だ。
 
オフィシャルライダー達によるテストはセパンで2月1日から開始となる。
BY DAVID EMMETT